建築環境工学・建築設備工学入門
内容 □をチェックすると内容が確認できます。
1.基礎編
温熱環境の基礎
- 1_1 温熱環境
野部 達夫
- 内容
- 深部体温の恒常性
- 体温の恒常性
- 代謝による熱生産
- 代謝による熱生産(2)
- 体温調節の制御
- 発汗による体温調節
- 行動性と体温調節
- ヒトと動物の違い
- 温熱環境因子
- 人体からの熱の流れと物理因子(1)
- 温度感覚と快適感覚の評価尺度(1)
- 温度感覚と快適感覚の評価尺度(2)
- すべての人々を満足させうる温熱環境は存在しない
- 与えられた環境と自ら求めた環境
- 環境因子と感覚のつながり
- 温熱指標
熱移動の基礎
- 1_2 窓周りの熱環境
射場本 忠彦
- 内容
- 窓周りの熱環境
- 熱と光の最適制御
- 放熱器の一例
- ブリーズラインにより温風・冷風を吹き出す方法(冬季)
- ブリーズラインにより温風・冷風を吹き出す方法(夏季)
- 窓周りの熱処理方法(建物側での工夫例)
- 窓周りの熱処理方法(ガラス部分での工夫)
- ガラスによる熱処理方法の一例
- エアーフローウィンドウ、ダブルスキン+屋外ブラインド
- エアーフローウィンドウによる熱処理イメージ
- 窓周りの熱性能比較例 (1)
- 窓周りの熱性能比較例 (2)
- ダブルスキン+室内ブラインドの例
- 外ブラインドの例
- 熱の制御と光の制御
- 太陽光追尾型自動調光ブラインド
- 1_3 熱移動の基礎
永田 明寛
- 内容
- 温度と熱
- 熱容量
- 熱収支
- 熱は温度の高いところから低いところに流れる
- 熱平衡
- 環境(熱浴)
- 熱移動の3形態
- 熱移動の時空間スケール
-
流体の基礎
- 1_4 流体の基礎
首藤 治久
- 内容
- 連続の原理を川の流れで考えると
- 連続の原理をパイプに置きかえると
- ベルヌーイの定理
- 静圧と動圧は表裏一体
- 静 圧(1)
- 静 圧(2)
- 動 圧(1)
- 動 圧(2)
- ダクト系の空気の圧力も同様
- 静圧再取得
- 管路におけるベルヌーイの定理(1)
- 管路におけるベルヌーイの定理(2)
2.空気調和設備編
空気調和設備
- 2_1 電動式冷凍機の構造
百田 真史
- 内容
- 電動式冷凍機の仕組み
- 液体を吸引する方法
- ヒートポンプの主要構成機器とP-h線図上のサイクル
- 冷凍サイクルによる違い
- 圧縮機の構造(ターボ)
- 圧縮機の構造(レシプロ)
- 圧縮機の構造(シングルスクリュー)
- 圧縮機の構造(スクロール)
- 膨張弁の構造
- 絞り機構
- 名称と類義語の整理
- 2_2 空調(空気調和)とは
伊東 民雄
- 内容
- 空調(空気調和)とは
- 空気線図上での 空気状態の表示
- 空気線図上での加熱・加湿による状態変化
- 空気線図上での冷却・減湿による状態変化
- 2_2 空調機とは
伊東 民雄
- 内容
- 空調システム
- 空調機
- 全熱交換機
- 還気と外気の混合
- フィルタ
- 冷却コイル
- 加熱コイル
- 加湿器
- エリミネータ
- 送風機
- 2_2 冷却・減湿
伊東 民雄
- 内容
- 冷却コイル
- フィン
- 減湿
- コイル出口の相対湿度が95%になる訳
- 並流と向流
- 冷却(除湿)プロセス
- 色々な除湿方式
- 2_2 加湿
伊東 民雄
- 内容
- 加湿方式の原理
- 加湿方式と加湿空気の状態変化
- 蒸気加湿と水噴霧加湿
- 2_2 送風機
伊東 民雄
- 内容
- 送風機
- 遠心送風機と軸流送風機
- ワード:サージング
- ファンの基本特性
- 2_2 空調機内の空気状態変化
伊東 民雄
- 内容
- 送冷房時の空調機内の空気状態変化
- 暖房時の空調機内の空気状態変化
-
換気設備
- 2_4 換気設備の基礎
田中 英紀
- 内容
- 換気の目的
- 換気の方法
- 室内の汚染物質
- 一酸化炭素の人体影響
- 二酸化炭素の人体影響
- 建築物環境衛生管理基準
- 換気回数
- 室内空気の汚染と換気
- 換気と室内汚染濃度
- 室内汚染濃度と必要換気量
- 機械換気の方式
- 全般換気・局所換気
- 局所換気(住宅)
- 取り入れ空気の鮮度
- 2_4 住宅の換気設備(機械換気)
田中 英紀
- 内容
- 住宅の機械換気方式
- 主な住宅の換気システム
- 第3種換気の空気の流れ
- 壁掛け型全熱交換機のしくみ
- 2_4 非住宅の換気設備(機械換気)
田中 英紀
- 内容
- 換気の方式
- ユニット型空調機を用いた方式
- 換気と還気について
- ユニット型空調機を用いた方式
- パッケージ型空調機を用いた方式
- 取り入れ外気を排気と熱交換する
- 外気処理ユニット方式
- ユニット型換気扇のしくみ
- 業務用全熱交換換気扇の収まり
- 外気導入量を適正化する
- ダクト式空調における外気冷房
- VAV方式における外気導入
- VAV方式における外気導入量確保
- 特殊な空調領域の例:陽圧病室
- 特殊な空調領域の例:陰圧病室
- 置換換気方式
- ハイブリッド換気方式
- 2_4 自然換気の仕組みと基礎
田中 英紀
- 内容
- 自然換気
- 自然換気(温度差+風力換気)
- 温度差による空気の流れ
- 自然換気(温度差換気の状況)
- ベルヌーイの定理
- 通風換気量と流量係数
- 圧力について
- 総合実効面積(並列)
- 総合実効面積(直列)
- 温度差による換気量
- 通風換気による空気の流れ
- 外部風による空気の流れ
- 通風による換気量
- 2_4 換気設備 演習問題
田中 英紀
- 内容
- 風力換気
- 温度差(浮力による)換気
- 浮力による換気
- 建築物環境衛生管理基準
- 室内濃度と必要換気量
- 必要換気量(演習)
- 換気(演習)
ヒートポンプの原理
- 2_5 エアコンで使われるヒートポンプ <ヒートポンプのなぞ>
射場本 忠彦
- 内容
- ヒートポンプとは、一言でいうと‥
- 暖房時のエアコン 室内機から出る空気の温度は室外温度よりも高い
- 暖房時のエアコン ヒートポンプが室外の熱をくみ上げて、室内へ運んでいる
- 暖房時のエアコン COP6のエアコンは1の電気エネルギーで6の熱を出力
- 暖房時、ヒートポンプの働き
- ヒートポンプ(HEAT:熱、PUMP:くみ上げる)
- 2_5 室内と室外との熱の移動 <ヒートポンプは熱を運ぶ>
射場本 忠彦
- 内容
- 暖房時のエアコン 室内機から出る空気は室外温度よりも高い
- 暖房時のエアコン 配管の中は、何が通っているか?
- 暖房時のエアコン 室外機から室内機へ向けて熱が移動している
- 暖房時のエアコン 室内機・室外機のサーモカメラ画像
- 暖房時のエアコン 室外→室内へ熱を移動させているのがヒートポンプ
- ヒートポンプと、他熱源暖房器の違い
- 暖房時のエアコンと熱の移動
- 冷房時のエアコンと熱の移動
- ヒートポンプは熱の移動方向を変えることができる
- 温度の高いところと低いところを作って、必要な温度を取り出す装置
- 2_5 熱の移動の原理 <ヒートポンプの基本>
射場本 忠彦
- 内容
- ヒートポンプが熱を移動させる原理は?
- 気体を圧縮させると、温度はどうなる?
- 気体が膨張すると、温度はどうなる?
- 気体の圧縮・膨張と、温度の関係
- 熱は、どんなときに移動する?
- 温度差のあるものが接触すれば熱は移動
- ヒートポンプの、2つの基本原理
- 2つの基本原理の組み合わせ
- 2_5 冷媒回路のしくみ <ヒートポンプを分解すると>
射場本 忠彦
- 内容
- ヒートポンプは熱をくみ上げ、移動させる
- 気体の圧縮・膨張で、温度差を作る
- 温度差のあるものを接触させ、熱を移動
- ヒートポンプの冷媒回路
- 「冷媒」 気体←→液体 変化と熱のやりとり
- 「冷媒」の形態変化と熱のやりとり
- ヒートポンプ内部での「冷媒」のようす
- 冷媒の温度変化・熱のやりとり 4つの場面
- 室外機>圧縮機で「圧縮」(冷房時)
- 室外機>熱交換器で「凝縮」(冷房時)
- 室内機>膨張弁で「膨張」(冷房時)
- 室内機>熱交換器で「蒸発」(冷房時)
- ヒートポンプはこのサイクルを繰り返している
- 2_5 空気の熱の利用 <ヒートポンプは省エネルギー>
射場本 忠彦
- 内容
- ヒートポンプは熱を移動させる方向を変えられる
- ヒートポンプは給湯にも利用されている
- ヒートポンプは少ないエネルギーで大きな効果
- 暖房時の、ヒートポンプと他熱源の比較
- ヒートポンプは自然界のエネルギーを利用
- ヒートポンプも太陽エネルギー利用の一種
3.給排水・衛生設備編
給水設備
- 3_1 給水設備の給水方式
西川 豊宏
- 内容
- 給水設備の概要
- 給水方式の分類
- 水道直結直圧方式とは
- 水道直結増圧方式とは
- 高置水槽方式とは
- ポンプ直送方式とは
- ポンプ直送式の配管ゾーニング・ポンプ台数制御
- 3_1 給水設備の基礎知識
西川 豊宏
- 内容
- 給水設備の計画・設計フロー(1/2)
- 給排水設備の計画・設計フロー(2/2)
- 給水設備の計画・設計を進めるにあたり留意すること/しておくこと
- 給水設備の計画・設計を進めるにあたり留意すること/しておくこと
- 給水装置の維持管理区分
- 時刻別予想給水量の推移 オフィスビルを例として
- 建物予想給水量の算定 用途別時刻変動
- 用途別時刻変動と給水原単位(1/3)
- 用途別時刻変動と給水原単位(2/3)
- 用途別時刻変動と給水原単位(3/3)
- ウォーターハンマ(水撃作用)現象とは?
- 揚水ポンプ停止時の水柱分離
- 3_1 給水設備の計算手順 -高置水槽方式を例として-
西川 豊宏
- 内容
- 給水設備機器容量の求め方
- 予想給水量の算出
- 建物予想給水量の算定 用途別時刻変動
- 時刻別予想給水量の推移 オフィスビルを例として
- 引込み管サイズと受水槽容量の関係
- 受水槽容量の算出
- 高置水槽・揚水ポンプ容量の算定(1/2)
- 高置水槽・揚水ポンプ容量の算定(2/2)
- 揚水ポンプ揚程の算出
- 管サイズの求め方(流量線図の使い方)
- 管サイズの求め方( 例 )
- 3_1 給水設備の演習問題
西川 豊宏
- 内容
- 給水設備機器容量の求め方
- 予想給水量の算出
- 時刻別予想給水量の推移 オフィスビルを例として
- 建物予想給水量の算定 用途別時刻変動
- 引込み管サイズと受水槽容量の関係
- 受水槽容量の算出
- 高置水槽・揚水ポンプ容量の算定 (1)
- 高置水槽・揚水ポンプ容量の算定 (2)
- 揚水ポンプ揚程の算出
- 給水管サイズ決定(サンプル) (1)
- 給水管サイズ決定(サンプル) (2)
- 給水使用水量の算出方法について
- 器具給水単位と水使用時間率による方法 (1)
- 器具給水単位と水使用時間率による方法 (2)
- 器具給水単位と水使用時間率による方法 (3)
- 器具給水単位と水使用時間率による方法 (4)
- 器具給水単位と水使用時間率による方法 (5)
- 器具給水負荷単位による方法 (1)
- 器具給水負荷単位による方法 (2)
- 器具給水負荷単位による方法 (3)
- 各階給水系統図の作成
- 流量線図の使い方
- 【関連資料】流量公式の理解
- 【関連資料】ムーディー線図
- 給水管サイズの求め方(例)
- 給水管サイズの求め方(水使用時間率と器具給水単位による方法)
- 給水管サイズの求め方(器具給水負荷単位法)
- 給水系統図の作成
- 給水系統図の作成と管径決定 (1)
- 給水系統図の作成と管径決定 (2)
- 3_1 用途別時刻別給水量 【グラフ用エクセルデータ】
西川 豊宏
- 内容
排水通気設備
- 3_2 排水通気設備
進藤 宏行
- 内容
- 排水の目的
- 配管内の排水の流れ
- 排水通気設備の構成要素と役割(1)
- 排水通気設備の構成要素と役割(2)
- 排水管内の圧力変動による破封
- 敷地外への排水
- 排水桝の種類(1)
- 排水桝の種類(2)
- 排水桝の種類(3)
- 排水桝の種類(4)
- コラム:ご当地マンホール蓋あれこれ
- 3_2 通気方式の種類と特徴
進藤 宏行
- 内容
- 伸頂通気方式
- ループ通気方式
- 各個通気方式
- 特殊排水通気方式
- 3_2 トラップの種類と破封
進藤 宏行
- 内容
- トラップとは
- トラップの種類
- 破封:誘導サイホン作用(1)吸い出し現象
- 破封:誘導サイホン作用(2)跳ね出し現象
- 破封:自己サイホン・蒸発・毛管現象
- 3_2 排水通気管の管径決定法
進藤 宏行
- 内容
- 管径決定の原則事項
- 器具排水負荷単位法(1) ①各器具の器具排水負荷単位を決定する。
- 器具排水負荷単位法(2) ②系統ごとの器具排水負荷単位累計を決定する。
- 器具排水負荷単位法(2) ③排水横枝管の管径を決定する。
- 器具排水負荷単位法(3) ④排水立て管の管径を決定する。
- 器具排水負荷単位法(4) ⑤排水横主管・敷地排水管の管径を決定する。
- 器具排水負荷単位法(5) ⑥通気横枝管の管径を決定する。
- 器具排水負荷単位法(6) ⑦通気立て管の管径を決定する。
- 器具排水負荷単位法(7)
- 定常流量法(1) ①器具平均排水流量qd 器具排水量wを求める
- 定常流量法(2) ②設置器具の平均排水間隔T0を求める。
- 定常流量法(3) ③器具定常流量Qを求める。
- 定常流量法(4) ③排水横枝管の管径を決定する。
- 定常流量法(5) ④排水立管の管径を決定する。
- 定常流量法(6) ⑤排水横主管の管径を決定する。
- 定常流量法(7)
- 3_2 衛生器具の種類
進藤 宏行
- 内容
- 大便器
- 大便器の洗浄方式
- 小便器
- 洗面器
- その他衛生器具
- 給水器具
- 節水対策
- 寒冷地対策
- 3_2 雨水排水設備
進藤 宏行
- 内容
- 雨水排水とは
- 雨水排水配管の禁止事項
- 雨水排水管径の決定①(立て管)
- 雨水排水管径の決定②(横枝管・横主管)
- 敷地雨水排水計画①(雨水流出量)
- 敷地雨水排水計画②(流出係数)
- 敷地雨水排水計画③(降雨強度)
- 敷地雨水排水計画④(マニングの式)
- 敷地雨水排水計画⑤(排水管径・勾配の決定)
- 排水管径・勾配選定時の留意事項