株式会社村田製作所
村田製作所の2波長NDIR型CO2センサは、従来品に比べ、高精度・長期安定性・メンテナンスフリーを実現したセンサです。BEMS市場においては、ビル管理法の基準値であるCO2濃度1000ppmを元に換気をするようCO2センサが使用されております。近年のコロナウイルスの蔓延より、人々の換気意識が高まっている中でセンサの重要性はさらに高まっております。従来のCO2センサでは、出力値の保証のために定期的に基準ガスを使った校正が必要となっており、校正による追加コストや手間がかかる等の課題がございました。弊社のセンサではこのような課題を解決し、さらに換気基準に対してマージンを厳しく設定することが可能であるため、空調のエネルギーロスにも貢献します。
しかし従来のNDIRセンサは、光源の劣化や光路の反射率の変化、受光素子の特性変化など、複数の要因によってドリフトが発生しており、定期的な校正が必要となっております。