建物が生涯で排出する二酸化炭素の過半は運用時に生まれます。従って、設備の運用の良否はハードウェアとしての設備仕様の良否と同等以上に重要です。しかし現実には設備の調整が不十分なままに過剰なエネルギー消費を続けている建物も多いと予想されます。一つの原因は、一品生産品である建築は、運用の良し悪しを公平に比べて評価しづらいという点ではないでしょうか。
当小委員会では、この問題を解決するために、設備の運用をエネルギー性能と快適性の両面から定量的に評価できる、バーチャル建築(以下、エミュレータ)を構築しました。デジタルデータであるエミュレータはたやすく複製できるため、全く同じ条件の建物を無数に生み出せます。デジタル空間に建つこのバーチャル建築の空調設備を運用し、エネルギー消費と快適性を相互に比べれば、誰が最高の運用技能を持つのかを明らかにできる可能性もあります。
そこで本ワークショップでは、実際に参加者にバーチャル建築の設備を運用してもらい、リアルタイムで最適化を競うことを試みます。エミュレータは一般のPCで動作する30MB程度のプログラムで、会場で配布されます。参加者は空調の運転スケジュール(発停・温度設定・風量・風向など)を検討し、各人の自由な方法で運用してもらいます。計算結果をサーバーにアップロードすると、サーバーは即座に計算結果を整理し、エネルギー性能と快適性の両面から順位が更新されて成績が開示されます。
最小のエネルギー消費で最高の室内環境を実現する者は誰なのか。競争を通じて設備システムの最適化技術をさらに発展させる可能性を探ります。
※題目・講演者は都合により変更となる場合がございます。
開催日時:令和6年9月12日(木)13:00~15:00
会 場:教養教育大講義室(特別講演会場)
開催方式:現地による対面開催およびZoomのWebinarを利用したリアルタイム配信
参加方法:オンライン参加者は、参加者用マイページにログイン後、「特別講演」ページからウェビナー登録をお願いします。なお、参加には、大会参加申込みが必要です。
開催概要建物が生涯で排出する二酸化炭素の過半は運用時に生まれます。従って、設備の運用の良否はハードウェアとしての設備仕様の良否と同等以上に重要です。しかし現実には設備の調整が不十分なままに過剰なエネルギー消費を続けている建物も多いと予想されます。一つの原因は、一品生産品である建築は、運用の良し悪しを公平に比べて評価しづらいという点ではないでしょうか。
当小委員会では、この問題を解決するために、設備の運用をエネルギー性能と快適性の両面から定量的に評価できる、バーチャル建築(以下、エミュレータ)を構築しました。デジタルデータであるエミュレータはたやすく複製できるため、全く同じ条件の建物を無数に生み出せます。デジタル空間に建つこのバーチャル建築の空調設備を運用し、エネルギー消費と快適性を相互に比べれば、誰が最高の運用技能を持つのかを明らかにできる可能性もあります。
そこで本ワークショップでは、実際に参加者にバーチャル建築の設備を運用してもらい、リアルタイムで最適化を競うことを試みます。エミュレータは一般のPCで動作する30MB程度のプログラムで、会場で配布されます。参加者は空調の運転スケジュール(発停・温度設定・風量・風向など)を検討し、各人の自由な方法で運用してもらいます。計算結果をサーバーにアップロードすると、サーバーは即座に計算結果を整理し、エネルギー性能と快適性の両面から順位が更新されて成績が開示されます。
最小のエネルギー消費で最高の室内環境を実現する者は誰なのか。競争を通じて設備システムの最適化技術をさらに発展させる可能性を探ります。
プログラム
司会 富樫英介(工学院大学)
※題目・講演者は都合により変更となる場合がございます。