わが国では2050年カーボンニュートラルを実現するために、2030年に温室効果ガスを2013年から46%削減することを目指すとともに50%削減の高みに向けて、挑戦を続けていくことが表明されている。これらを実現するためには、民生部門における迅速かつ確実な方法による建築・住宅の省エネルギー化・低炭素化の推進が重要となる。当学会では、2017年12月1日に“21世紀ビジョン・プラス 新技術との連携による建築設備分野の領域拡大と高度合理化―超低炭素社会の実現を目指して―”を発表して、継続的に活動を実行しているところであるが、その後の社会情勢の急激な変化や技術開発の進展を鑑みて、空気調和・衛生工学分野としてカーボンニュートラル社会の実現に向けた更なる貢献が求められている。
2022年4月に“特別委員会/カーボンニュートラル社会実現に向けての学会方針検討委員会”が設置されて、ZEH・ZEBによる住宅・建築物の省エネルギー化・低炭素化の推進、既存建築物を活用した良質なストック形成、AI・IoT等を活用したエネルギーマネジメント、高性能設備の活用、オフサイトの再エネ評価や施工時のCO2排出量評価など、当学会が検討すべき課題を整理して、学会方針を取りまとめる活動を進めている。
本シンポジウムでは、これまでの活動成果を報告するとともに、カーボンニュートラル実現に向けた今後の本学会の目指すべき姿や課題について広く議論を行う。
※題目・講演者は都合により変更となる場合がございます。
開催日時:令和5年9月7日(木)9時~11時30分
会 場 :福井大学文京キャンパス 総合研究棟W 2階223 L講義室(特別会場)
開催方式:現地による対面開催およびZoomのWebinarを利用したリアルタイム配信
参加方法:オンライン参加者は、参加者用マイページにログイン後、「特別講演」ページからウェビナー登録をお願いします。なお、参加には、大会参加申込みが必要です。
開催概要わが国では2050年カーボンニュートラルを実現するために、2030年に温室効果ガスを2013年から46%削減することを目指すとともに50%削減の高みに向けて、挑戦を続けていくことが表明されている。これらを実現するためには、民生部門における迅速かつ確実な方法による建築・住宅の省エネルギー化・低炭素化の推進が重要となる。当学会では、2017年12月1日に“21世紀ビジョン・プラス 新技術との連携による建築設備分野の領域拡大と高度合理化―超低炭素社会の実現を目指して―”を発表して、継続的に活動を実行しているところであるが、その後の社会情勢の急激な変化や技術開発の進展を鑑みて、空気調和・衛生工学分野としてカーボンニュートラル社会の実現に向けた更なる貢献が求められている。
2022年4月に“特別委員会/カーボンニュートラル社会実現に向けての学会方針検討委員会”が設置されて、ZEH・ZEBによる住宅・建築物の省エネルギー化・低炭素化の推進、既存建築物を活用した良質なストック形成、AI・IoT等を活用したエネルギーマネジメント、高性能設備の活用、オフサイトの再エネ評価や施工時のCO2排出量評価など、当学会が検討すべき課題を整理して、学会方針を取りまとめる活動を進めている。
本シンポジウムでは、これまでの活動成果を報告するとともに、カーボンニュートラル実現に向けた今後の本学会の目指すべき姿や課題について広く議論を行う。
プログラム
司会 中野淳太(法政大学)、柳宇(工学院大学)
※題目・講演者は都合により変更となる場合がございます。