BLUE FRONT SHIBAURAは、浜松町駅南東にペデストリアンデッキを介してアンブレラフリーで直結する超高層複合用途建築物で、既存の超高層ビルをローリングにより超高層ツインタワーに建替えるという計画です。
東京湾を眼下に望む運河に隣接したウォーターフロントという立地から、TOKYO WORKationという新しいワークスタイルを提案していますが、TOWER
SはそのⅠ期工事として、既存ビルに隣接して半分程度のボリュームが完成しています。環境配慮技術としては、エアフローウィンドウや放射+対流のハイブリッド空調などハイスペックな設備システムの他、環境センサを用いた照明およびブラインド制御や冷媒レヒート型除湿空調機など、新規開発技術も取り入れており、こういった取り組みが評価されて省CO2先導型のサステナブル建築物等先導事業に採択されています。
引続きⅡ期工事で、既存ビルを解体、そこにTOWER Nを建設し、2030年度に全体で1棟としての完成を目指す、総延床55万㎡全体工期約10年の計画ですが、今回は完成したS棟部分の建築計画および設備計画を御見学頂きます。