令和3年度空気調和・衛生工学会大会(福島)

技術展示会

株式会社マクニカ

㈱マクニカは東証一部上場の半導体、ネットワークなどを提供するソリューション提案企業。AiryQonnect(エアリーコネクト)は、(株)マクニカが提案する空気質モニタリングソリューションの名称です。IoTを活用し、空気質の可視化・データ化を実現します。
AiryQonnectは、空気質センサーを搭載した端末ユニットから取得した環境データを、視覚性・操作性に優れた独自IoTプラットフォームにてデータの可視化、蓄積が可能なソリューション製品です。
端末ユニットは、用途などによって複数種準備されており、LTE(携帯電話網接続)や、Bluetooth接続により、大規模な建物や複数の部屋での正確で効率の良い空気質計測を可能とします。


空気質センサーAQ-E1

端末ユニットAQ-E1は、LTE(携帯電話網)接続にて空気質データを取れるユニットです。長期での取得データ精度安定と、データ取得の応答速度の速さが特徴です。温湿度、PM2.5、TVOC、CO2、気圧の測定が可能となっており、端末の意匠性の高さも特徴で、ホテル、オフィス、病院、学校、レストランなどでの設置においても違和感がありません。
屋内での空気環境衛生基準のモニタ、監視用途などへの応用が可能です。

空気質センサーAQ-E2

端末ユニットAQ-E2は、Bluetooth接続にて空気質データを取れるユニットです。10年間電池交換なしで、高精度なTVOC、及び温湿度検知が可能な端末になっており、燃焼ガス検知による倉庫や文化施設の早期火災検知や、工場での有害ガス発生検知モニタとして応用が可能です。長期での精度安定、応答速度の速さも特徴です。
AQ-E2は高性能Bluetoothルータとセットで提供され、上位の可視化ツールも提供(※他社より)されます。

空気質モニタリングプラットフォーム

空気質データの可視化、蓄積の為に、弊社独自のプラットフォームを開発しました。AQ-E1とダイレクトに接続可能な、このプラットフォームは、視認性、操作性に非常に優れており、一目で確認できるUIと、誰でも簡単に操作する事が可能な製品です。
データ管理者の立場としては、各端末の状況、計測値、履歴などを素早く確認でき、またIT経験が少ない方でも、効率の良い空気質監視が可能です。
一般利用者においても、管理者によって公開されたQRコードにアクセスすれば、いつでも誰でも、スマートフォンで周囲の空気質状態を公開情報として確認する事が可能です。

空気質マネジメントソリューションについて

AiryQonnectは、より多くの用途に使えるように、端末の種類を拡充していきます。またBluetoothやWiFiなどの異なる無線通信規格との接続や、他社センサ端末との接続も準備を進めています。別企業のプラットフォーム、制御機器との連動は、将来的に必須になると考えており、API連携などのソフト開発も進め、より高い価値を追求していきます。
産学連携も併せて推進し、AIを用いた空気質検知アルゴリズム開発や、空調機器、バイタル情報との連動などを推進していきます。

お問合せ情報

企業名 株式会社マクニカ アルティマカンパニー 第三統括部 プロダクトセールス部
URL https://www.macnica.co.jp/
E-mail エアリーコネクト・セールス担当 airyqonnectsupport@macnica.co.jp
電話番号 045-476-2155(テレワーク中によりメールでのご連絡をお願い致します)