令和3年度空気調和・衛生工学会大会(福島)

技術展示会

建築設備コミッショニング協会

建築設備コミッショニング協会は「人材・事業育成」、「先導的コミッショニング受託・研究支援」、「情報交流」を3本の柱として活動を行っています。
「人材・事業育成」としてCxPE(性能検証技術者)、CxTE(性能検証専門技術者)の育成やCxF(コミッショニング事業者)の登録制度をおこなっています。
「先導的コミッショニング受託・研究支援」活動として京都駅ビル熱源・空調改修や新長崎県庁、東急電鉄㈱田園都市線5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」などの新築コミッショニングを実施しています。
また、「情報交流」活動としてコミッショニングレターの毎月の発行や各種シンポジウムの開催を行っています。


建築設備コミッショニング協会(BSCA)は、空気調和換気設備を中心とする建築設備に関する高度な技術と豊富な経験とを生かし、コミッショニングに関するつぎのような活動を行っています。
・建築設備の品質向上、省エネルギー性能の向上、環境保全性能の向上を目指します。
・コミッショニング分野での次世代建築設備の技術者を育成します。
・コミッショニングに関する調査研究および教育・普及活動を行います。
・先導的なコミッショニング事業を受託して実践し、コミッショニングの標準化と普及を
図ります。
・コミッショニング事業へのアドバイスや支援を行います。
・これらにより環境保全や社会教育、健全なまちづくりなどの公益の増進に寄与します。
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コミッショニングとは、建築設備の実際の性能を確認し、本来の性能を実現するために行うプロセスです。コミッショニングは、新築建物に行うものと既存建物のコミッショニングに分かれます。
1.新築建物のコミッショニングは、設計者の設計業務や設計図書を検証し、また施工者が行う建設業務や設備品質を検証し、必要に応じて性能試験を実施することにより、確実な要求性能の実現を図るプロセスです。
2.既設建物のコミッショニングは、現状の運用性能を検証・分析し、必要な改修や調整等を提案し、より適切で省エネルギーな運転を実現するプロセスです。
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コミッショニングは、業務を遂行するための知識と技術を持った性能検証責任者(CA、Commissioning Authority)が指揮を執ります。そして、コミッショニング業務の対象に応じて、CAに加えて各種設備の設計・施工・運用などの専門に特化したCxPE(Commissioning Professional Engineer)やCxTE(Commissioning Technical Engineer)に参画を求めて性能検証チームを構成します。
建築設備コミッショニング協会ではCxPE研修会、CxTE講習会を実施し、人材育成を行っています。また、2015年度からCxF(コミッショニング事業者)の登録制度を始めました。
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建築設備コミッショニング協会ではコミッショニングの標準化と普及を目的とし、数々の先導的コミッショニング事業に携わってきました。ここでは以下のプロジェクトを紹介いたします。
・京都駅ビル熱源・空調改修工事コミッショニングプロジェクト
・新長崎県庁舎の新築ビルコミッショニングプロジェクト
・沖縄科学技術大学院大学(OIST)既存コミッショニングプロジェクト
・神奈川県立近代美術館葉山館 熱源・空調システムに関するコミッショニング
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お問合せ情報

企業名 特定非営利活動法人 建築設備コミッショニング協会 事務局
URL http://www.bsca.or.jp/
E-mail 小澤知子bsca_mail@bsca.or.jp
電話番号 06-6614-0880