令和3年度空気調和・衛生工学会大会（福島）ワークショップ②

現地開催とのハイブリッド開催を計画しておりましたが、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、参加者及び関係者の健康・安全面を考慮した結果、オンラインのみの開催となりました。

開催日時：令和3年9月16日（木）13時10分～16時50分

開催方式： Zoomウェビナーによるリアルタイム配信

参加方法：オンライン会場にログイン後、「ワークショップ」ページからウェビナー登録をお願いします。
　参加には、大会参加申込みが必要です。

　

開催概要
　 これまで、本学会は『建築設備の凍結防止計画と実務』や『東北地方の給排水衛生設備と空調設備の凍結対策』を刊行してきた。刊行から10～20年以上が経過し、社会的背景が変化して、凍結技術の進歩や建築の断熱性・気密性向上等を踏まえた計画･設計･施工技術の指針となる出版物の必要性が生じてきた。　
　また、南海トラフ地震に代表されるような大規模災害の発生が予想され、長期間の停電や断水、厳寒季の避難所運営などにも出版物で触れることが求められるようにこのような背景と要望から、北海道支部と東北支部で合同の委員会（主査：北海道大学 長野克則）を立ち上げ、『建築設備の凍結・雪対策 計画設計施工の実務の知識』をまとめ、発行した。
　本ワークショップは、書籍の概要紹介とともに、寒冷地・積雪地の建築設備の計画･設計･施工と、災害時の避難所に対するBCP対策の要点を解説する。

プログラム
司会： 新倉 万結（ユアテック）

題目	講演者
1. 開会挨拶と主旨説明	小林 光　（東北大学／当学会東北支部長）
2. 凍結現象の概要	長野 克則（北海道大学／前･当学会北海道支部長）
3寒冷地の建築計画	佐藤 秀紀（北海道日建設計）
4.給水設備､給湯設備の凍結防止対策	赤井 仁志（福島大学）
5.排水･通気設備､雨水設備､衛生器具設備の凍結防止対策	高橋 秀一（山形県設備技術協議会／有限会社髙橋設備設計）
6.公衆トイレ設備の凍結防止対策不凍水栓･凍結防止弁	乾 雅宏（光合金製作所）
7.空調･換気設備の凍結防止と雪対策	村井 裕康（セントラルリーシングシステム）
8.電気設備の凍結防止対策	宮本 一英（竹中工務店）
9. 災害時の避難所のBCP対策	森 太郎（北海道大学）

※題目・講演者は都合により変更となる場合がございます。