令和3年度空気調和・衛生工学会大会(福島)の開催について  

 2021年4月25日に,3度目の新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発出され,期間は5月11日までとされていましたが、5月7日に政府の発表でその期間が5月31日までに延長されています。このような状況下において、9月の福島における大会の是非につき、当会では慎重に協議を重ねてまいりました。その結果、大会の参加者のみならず、周辺市民を含めた安全を十分に確保しながら大会を開催するのは困難であると判断し、完全現地での開催については中止せざるを得ないとの結論に至りました。

 しかし、このような時にこそ、高い専門性を持った会員同士の情報交換や議論が重要と考えます。直接、顔を合わせることのできない状況でも、学会としての使命を全うできる新しい大会のスタイルを引き続き模索しております。

 一般講演はwebを利用した講演会といたします。また、昨年中止せざるをえなかった企画についても積極的にオンラインを活用し実施を計画しております。

 また、今年で東日本大震災は起きてから10年が経過します。現在、ワークショップと公開講演については現地とオンラインのハイブリッド方式での実施を検討しております。

具体的な実施方法につきましては、順次ホームページ、メールマガジン等にてご周知いたしますので、何卒ご協力くださいますようお願い申し上げます。

 ・採択された講演論文については、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文応募  要領7.(3)に基づき発表されたものとみなし、空気調和・衛生工学会大会学術 講演論文集に掲載いたします。また、1年後にはJ-Stageにて公開いたします。

・現地開催の中止により、提出された講演論文の取下げ(取消し)を希望される場合は、6月2日(水)までに以下URLより手続きをお願いいたします。また、具体的なWeb開催の方法を決定し、公表した後にも取下げ可能期間を設けます。

https://www.gakkai-web.net/shasej/index.html

 学術事業委員会 委員長 柳  宇


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