令和2年度空気調和・衛生工学会大会(福井)の開催について  

 今回の新型コロナウィルス禍をうけ、当会は一般社団法人日本建築学会との連名での緊急環境談話を発表しました。また、換気設備委員会を通じた学術的情報の発信を予定しております。今後も積極的かつ能動的に新型コロナウィルスの感染拡大防止に関与していく必要があると考えております。

 そのような状況下において、9月の福井における大会の是非につき、当会では慎重に協議を重ねてまいりました。その結果、大会の参加者のみならず、周辺市民を含めた安全を十分に確保しながら大会を開催するのは困難であると判断し、現地開催については中止せざるを得ないとの結論に至りました。

 しかし、このような時にこそ、高い専門性を持った会員同士の情報交換や議論が重要と考えます。直接、顔を合わせることのできない状況でも、学会としての使命を全うできる新しい大会のスタイルを模索しております。

現在、Webを活用した一般講演、オーガナイズドセッション、ワークショップ等の検討を進めております。具体的な実施方法につきましては、順次ホームページ、メールマガジン等にてご周知いたしますので、何卒ご協力くださいますようお願い申し上げます。

・採択された講演論文については、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文応募要領7.(3)に基づき発表されたものとみなし、空気調和・衛生工学会大会学術講演論文集に掲載いたします。また、1年後にはJ-Stageにて公開いたします。

・現地開催の中止により、提出された講演論文の取下げ(取消し)を希望される場合は、6月3日(水)までに以下URLより手続きをお願いいたします。また、具体的なWeb開催の方法を決定し、公表した後にも取下げ可能期間を設けます。   https://www.gakkai-web.net/shasej/index.html


 
学術事業委員会 委員長 中野淳太


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