公開講演会(札幌)
北海道科学大学における学部再編・大学統合とキャンパス整備について

  

 当学会では,平成6年度から市民の方を対象とした公開講演会・シンポジウムの開催に取り組んでいます。この講演会・シンポジウムは,空気調和・給排水衛生設備の中から生活に身近なテーマを取り上げて市民の方とともに考える企画や,開催地の特徴ある話題を提供することを目的としています。 この度,32回目として,標記テーマの公開講演会を企画いたしました。 

 
主  催 公益社団法人 空気調和・衛生工学会
日  時 令和元年9月18日(水) 16時00分~17時30分(受付開始15:30)
会  場 北海道科学大学 中央棟(E棟)E401大講義室
定  員 300名(先着順)
参 加 費 無料
申込方法 当日,直接会場にお越しください。
(事前の申込みは必要ありません)
講  師 西 安信(北海道科学大学 名誉理事長)
講演内容  北海道科学大学(2014年4月に北海道工業大学から大学名を変更)は2017年に開学50周年を迎えた。
 しかし、18歳人口の減少と工学部離れが進む中、2000年頃をピークとして、定員未充足の学科も現れ始めた。学部や学科の再編を試みたが抜本的な対策にはなり得なかった。学校法人北海道科学大学は2大学、短期大学と高校を擁していたが、後者の2校は入学者の減少により慢性的な赤字体質を抱えていたが有効な改善策を打てないままでいた。 
 2009年5月突然に理事長に任命された時には大きな戸惑いを覚えたが、今手を打たねば組織の存続はあり得ないことを訴え2010年9月に各所属校を統括して法人横断型の「将来計画検討委員会」を発足させた。各委員は当事者意識を高め、18ヶ月間に20数回の論議を重ねた結果を「教学体制の再構築とキャンパス再整備計画」としてまとめ上げ、2012年5月の理事会に提案し承認された。
 その骨子は「分散したキャンパスの集約化」、「新たな学部・学科の改組再編構想」、さらに「大学の統合」であり、法人創立100周年を迎える2024年迄に「北海道No.1の実学系総合大学を実現します」を合い言葉として改革に取り組んできた。



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