〔解説〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
大阪におけるユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMへの期待と位置づけ
奥田剛章

空気調和・衛生工学 76‐6(平14-6) pp.527〜531

 関西の活性化へ向けて、ベイエリアの魅力ある開発が求 められており、大阪港では物流機能だけでなく、住・職 業・遊のバランスの取れたまちづくりに取り組んでいる。
 臨海重工業地帯であった此花西部臨海地域では、ユニ バーサル・スタジオ・ジャパンTMを核とする官民一体で の再開発により再生された。国際集客都市大阪の最大の拠 点として、大勢の来場客で賑わっており、時代に即した都 市型産業転換が進ちょくしている。

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〔解説〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
大規模アミューズメント施設の環境影響評価と安全・防災の事前評価プロセス
城江利彦・新川隆伸・長谷川貴伊

空気調和・衛生工学 76-6(平14‐6) pp.533〜538

 本稿では、環境アセスメント評価と安全・防災検討委員 会の活動報告について記述する。
 環境アセスメント評価については、学識経験者などで組 織された評価委員会により周辺環境について事前に評価さ れた概要について記述する。
 また安全・防災検討委員会はテーマパークを日本に誘致 するに当り、施設の防災面からの安全性検証のために設置 され、約5年間の活動を行った。その概要についても記述 する。

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〔解説〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
大規模アミューズメント施設の日米共同プロジェクト推進手法
伊勢 博・荻窪光夫・谷山栄一

空気調和・衛生工学 76-6(平14-6) pp.539〜546

 本稿では、アミューズメントパーク(テーマパーク)の定 義と歴史について文献の引用を紹介する。
 プロジェクト概要では、特集号に対する理解を深めてい ただくため、その経緯とパークの工事概要を紹介する。さ らに、プロジェクトの設計・施工体制、ゾーン分け、工区 分けを紹介し、建設面で日米共同作業の要となったプロ ジェクト特有のマトリックス型設計組織、日米のスタッフ 構成を述べる。また、日米の共同設計作業を支えた、情報 化、CADシステムおよび設計・施工段階での図面データ の取扱いについて概要を報告する。

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〔技術報告〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
テーマパークの消防・防災・安全・監視システム
高尾茂樹・中野伸彦・元村雅則

空気調和・衛生工学 76‐6(平14‐6)pp.547〜557

 本稿では、テーマパーク内のゲストの安全サポートシス テムである消防・防災・安全・監視システムを紹介する
 消防・防災設備システムでは、消防用設備・本格消防活 動支援システムの概要について、各施設の防災情報を集中 監視する総合防災情報システムとファイアステーションを 設置し、消防車を配置した自衛消防隊による24時間体制 の防火管理・運営体制、ゲストの安全性確保のためテーマ パーク特有のショー・ライド設備と防災設備の関連につい て紹介する。また、情報・監視システムではパーク全体の 情報を監視するBMS(ビルマネージメントシステム)、情 報通信システム、セキュリティーシステムなどについて紹 介する。

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〔解説〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
テーマバークのインフラストラクチャ設備
向井重親・木村 淨・隅 和弘

空気調和・衛生工学 76-6(平14‐6) pp.559〜568

 本稿では、大規模テーマパークのインフラストラクチャ 設備の概要について記述する。
 テーマパーク建設は街づくりであり、単体の建築設備設 計とは大きく異なる。特に、インフラストラクチャ設備の 持つ重要性は大きい。今回、初年度年間800万人のゲスト を迎える巨大テーマパークとして、将来のパーク拡張時に も対応できるインフラストラクチャ設備を目指して設計・ 施工した。季節・曜日により大きく変動する入場者数にリ ンクして変動するインフラストラクチャの使用量に対して 柔軟に対応でき、かつ信頼性の高い設備システムの構築を 目指した。
 これらのインフラストラクチャ設備の概要に加えて. テーマバーク独特の付属設備についても記述する。

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〔技術報告〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
テーマパークの水システム
樫原和男・田上照明・中木靖之

空気調和・衛生工学 76-6(平14-6) pp.569〜574

 本稿では、大規模ラグーン(池)の水処理設備とラグーン 間の水移送システムについて紹介するで水処理設備につい ては、二つの種類に分けて紹介するが、一つは水中に入ら ず水しぶきを浴びる程度のものであり、もう一つは人(ゲ ストではなく演技者)が水中に飛び込むものである。次 に、ラグーン間の水移送システムにおいては、水中に設置 された機器のメンテナンス時、水を捨てるのではなく他の ラグーンに一時貯留しておき、メンテナンス完r時に元に 戻すことにより、水資源の有効利用を図ったシステムの事 例について紹介する。

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〔技術報告〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
テーマパークの環境負荷管理
井口日文・田上照明・池田晴直

空気調和・衛生工学 76-6(平14‐6) pp.575〜580

 本稿では、環境負荷低減へのパークの取り組みのうち、 廃棄物対策に関連する設備として、ごみの収集、貯留のシ ステムと飲食施設からの排水処理システムについて報告す る。また、自然エネルギーを利用した、屋外の暑外の暑熱 対策システムについても記述する。

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〔技術報告〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
テーマパークの飲食施設
井口日文・中野伸彦・西岡鉄夫

空気調和・衛生工学 76‐6(平14‐6) pp.581〜588

 本稿では、大規模アミューズメント施設における飲食施 設の位置づけを紹介し、一般の飲食施設との比較から、大 規模アミューズメント施設における飲食施設の特徴を述べ る。また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの飲食 施設のフードサービスシステム、ちゅう房施設、機器の標 準化および品質管理の標準化の考え方について記述する。 それらのシステムを構成する施設や設備の特徴について、 計画・設計・施工面から紹介する。

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〔技術報告〕特集/テーマパーク―ユニバーサル・スタジオ・ジャパンTMの場合
テーマパークのエネルギー計画
小宮山 豊・福原恭一・小林英彦・加藤弘之

空気調和・衛生工学 776‐6(平14‐6) pp.589〜599

 テーマパークは、膨大なエネルギーを消費する。その中 心は、冷・温熱と電気である。本稿では、冷・温熱と電気 を環境面でも省エネルギー面でも効果的に生産するエネル ギーシステム、"大規模コージェネレーション活用型地域 冷暖房システム"の採用例を池城冷暖房システムとコー ジェネレーションシステムの二つのテーマに分けて記述す る。
 なお、本システムは、新エネルギー・産業技術総合開発 機構(NEDO)より環境調和型コミュニティ事業として、補 助を受け建設したものである。

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〔海外文献紹介〕
室内空気質の改善による健康と生産性の向上
長澤康弘・近藤靖史 訳

空気調和・衛生工学 76‐6(平14‐6) pp.621〜629

 室内空気質を良好な状態にすることによって、室内空気 質が原因となる疾病の医療経費は削減され、また雇用者の 生産性も向上し、多くの利益が得られる可能性がある。本 論文は、米国国内の商業ビルに関するデータ(建物用途、 延べ床面積、建物内居住者など)、室内空気質が原因と なって生じる疾病について分類し、室内空気費の改善によ る医療経費の削減、室内作業者の生産性の向上により得ら れる利益について試算している。また、室内空気質の改善 に要する経費や維持管理するために要する経費などを基 に、空気質を改善することによって、米国国内にあるすべ ての商業ビルにおいて20年間で7740億ドルの純益が得 られる可能性があることを試算している。

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