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〔技術報告〕第1回空気調和・衛生工学会特別賞"十年賞"受賞物件 中部電力岡崎ビルの運転実績および維持管理に関する改善 岩田美成・小林利文・近藤元明・松田得滋・稲垣友昭 空気調和・衛生工学 76-1(平14-1)pp.7〜22 中部電力岡崎ビルは.従来の標準的建物に比べ、エネル ギー消費量40%削減を目標に設計され、昭和54年に竣工 した建物である。20年という長期に渡り空調設備などの 運転管理方法の改善を積極的に図り、社会環境の変化に対 応してきた。 現在もエネルギー消費量は、当時の一般ビル に比べて20%削減を達成していること。また、長期間の 保守管理データ解析・性能検査・劣化診断を基にした維持 管理によって、設備システムの長寿命化を図り、大規模な 改修をすることなく建物が健全に運転されていることが、 運転実績により確認されている。 |
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〔技術報告〕第1回空気調和・衛生工学会特別賞"十年賞"受賞物件 東京工科大学CGS(コージェネレーションシステム)の設備保全・運用 小崎博明・平林千義・伊東民雄・村上俊博・荒木佳昭・磯収二 空気調和・衛生工学 76-1(平14-1)pp.23〜31 東京工科大学に、我が国初の大規模・系統連系・非常用 発電機兼用CGSを構築し、十余年が経過した。発電所と して、高品質電力の安定供給と効果的排熱利用を課題とし て、運営者、使用者.運転管理者、設計者、施工者による CGS委員会を組織し、竣工後13年に渡り、時代の規制・ 要求に適切に対応した設備保全、運用改善を図りCGSを 育んできた。 その結果、CGS機能停止ゼロを実現し、CGSで全電力 の45%、全熱量の60% を賄い、年間平均総合効率約50% の運転実績を得、保全費を含む発電単価は、商用電力より 安いコストを実現している。 |
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〔技術報告〕第1回空気調和・衛生工学会特別賞"十年賞"受賞物件 東京電力東村山総合社屋 高草 智・河野匡志・射場本忠彦・井上 隆・鈴木義仁・山田博 空気調和・衛生工学 76-1(平14-1) pp.33〜45 東京電力東村山総合社屋は、建物の計画当初から、建物 設備の運転管理には詳細な計測・評価が不可欠であると判 断し、収集データに基づき、適正な設備運転と維持管理を 継続的に実践してきた。これにより、竣工以来12年間に わたり、大規模な改修をすることなく、維持管理を省力化 しつつも、省エネルギー性を損なわずに室内環境の快適性 を確保してきた。加えて、導入した各種省エネルギー手法 の効果の検証、問題点の抽出および改良による設計資料へ の反映、さらには新規技術開発への発展などを行ってき た。 |
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〔技術報告〕第1回空気調和・衛生工学会特別賞"十年賞"受賞物件 ツイン21における省エネルギーの維持改善、廃棄物削減・リサイクル推進 大原千幸・水出喜太郎・狩野雄司・岩木陽一 空気調和・衛生工学 76-1(平14‐1)pp.47〜58 ツイン21は、大阪城の北に隣接した大阪ビジネスパー ク(OBP)地区に1986年3月に先成した。機能性と快適性 を求めつつ、省エネルギーと経済性とを追求した多機能オ フィスビルである。 現在にいたるまで運用の基本力針である.省エネルギ一 の維持改善および廃棄物削減・リサイクル推進を目指し て、種々の対策を実施してきた。 結果として、オフィスの電力負担が増加する傾向のなか で、エネルギー消費量は若干の減少傾向を示し、廃棄物の 削減・適正処理により大幅な廃棄物削減を実現した。 |
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〔技術報告〕第1回空気調和・衛生工学会特別賞"十年賞"受賞物件 KIビル 長谷川俊雄・佐藤正章・橋本勝英 空気調和・衛生工学 76-1(平14‐1)pp.59〜70 1989年竣上の当建物は、インテリジェントビルの最新 機能と居住者のアメニティをコンセプトとし、広いオープ ンオフィスと4層のオープンアトリウムが特徴となってい る。これらに対し温熱・空気質・音・緑・光環境の面で さまざまな試みを行っている。竣工後、施設管理者・入居 者・設計者によるビル運営委員会を設置し、効果的な運営 を実施するとともに、建物管理データ・計測・POEなど により、性能検証・問題抽出・改善を実施してきた。ま た、現状の問題点を洗い出し、中期修繕計画に基づく予防 保全型管理への移行を図っている。 |
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〔海外文献紹介〕 製氷機付きのタンクでの蓄氷過程のモデル化 谷野正幸訳 空気調和・衛生工学 76‐1(平14-1)pp.105〜112 ハーベスト型氷蓄熱システムでの氷蓄熱槽内の蓄氷過程 の予測モデルを立案している。矩形の水蓄熱槽上部に、 単一あるいは複数の製氷機が設けられ、槽内に氷を落とし 込む。このときの氷のたい(堆)積を.槽の寸法や氷粒子の 特性(安息角)に基づいて計算する。ここでの予測モデルを 用いることによって、製氷機の個数、開口の寸法、取付け 位置、槽の寸法、および水の量の最適化ができることが述 べられている。 |