〔技術報告〕第39回空気調和・衛生工学会賞技術賞受賞物件/建築設備部門
品川インターシテイ
佐藤信孝・柳井 崇・大澤明廣・竹井 宏・岡本一治・若松潤一

空気調和・衛生工学 75-11(平13-11)pp.961〜974

 品川インターシティは、事業性を求められる大規模オ フィス建築において、地球環境から周辺環境にいたる影響 緩和にかかわる社会性への取組み、新たなオフィス環境を 実現するための空調設備技術および新しい建築空間ニーズ にこたえる防災設備技術の開発とその性能検証、竣工後の 建築物の質を確保し、末永く使用していくためのシステム と支援ツールの開発を目標に各種手法の導入および検証を 行ってきた。
 ここでは、大規模複合建築における計画技術の総合化事 例として、これら各種手法とその効果について報告する。

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〔技術報告〕第39回空気調和・衛生工学会賞技術賞受賞物件/建築設備部門
明治大学リバティタワーの空気調和・衛生設備
伊香賀俊治・中村准二・近本智行・目黒弘幸・三坂育正・江崎 晃

空気調和・衛生工学 75-11(平13-11)pp.975〜984

 明治大学リバティタワーは、都心の本部キャンパス再開 発の第一段階として、"21世紀の都心型大学"を目指して 建設された。高度情報化と室内環境の快適性向上、オフィ スの2倍以上の在室人員、二部授業・休日の学外貸出しな どのために、エネルギー多消費になりがちな施設として、 ライフサイクルを通してのコストと環境負荷の低減が要請 された。超高層建築の自然換気ハイブリッド空調などの対 策により、一般設計仕様の場合に比べ、運用段階のC02 排出量は40%削減、ライフサイクルCO2ビは37%削減と いう推計結果が得られた。

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〔技術報告〕第39回空気調和・衛生工学会賞技術賞受賞物件/技術開発部門
間接外気冷房機能を組み込んだ年間冷房型空調機の開発
藁谷至誠・柳 正秀・植草常雄・市村 充・北野茂一・多賀明義

空気調和・衛生工学 75-11(平13-11) pp.985〜995

 データセンターや情報通信用建物では、発熱量の大きな 各種情報処理装置、通信装置を設置した室の空調として、 冬期でも冷房を行う必要があり、年間冷房型空調機が採用 されている。この年間冷房型空調機の運転効率を向上させ ることを目的に、低外気温時には圧縮サイクルに代わり、 冷媒ポンプによる冷煤循環サイクルで冷房を行う空調機を 開発した。試作実験、シミュレーションにより、 冷媒ポン プなどの機器構成法、制御手法を確.立した。さらに、実建 物での運用で、安定した運転制御性、省エネルギー効果を 確認した。

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〔技術報告〕第39回空気調和・衛生工学会賞技術賞受賞物件/技術開発部門
コンクリート躯体蓄熱空調システムの開発
高橋淳一・安藤一成・鈴木真人・齋藤正文・森田深雪

空気調和・衛生工学 75-11(平13-11) pp.997〜1004

 既存の蓄熱システムには、水蓄熱をはじめ・冷蓄熱、潜 熱蓄熱があり、現在広く採用されているが、より一層の蓄 熱システムの普及を図るには・イニシャルコストが安く. 蓄熱槽の設置スペースが少なく、蓄熱効率のよい方式の開 発が望まれていた。
 このような社会的背景のなかで、建物のコンクリート躯 体に、夜間に熱を蓄え、昼間にその熱を取り出すコンク リート躯体蓄熱空間システムを開発した。
 当システムを数件の建物に適用し、電力平準化およびラ ンニングコスト低減を実証した。

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