〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
最近の超高層集合住宅の給排水・換気設備
下田邦雄

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.541〜547

近年、都市部において超高層住宅の需要が高まってい る。超高層住宅は、進歩と規模において中・高層住宅と比 較して、新しい技術が求められる。ここでは、集合住宅の 歴史を踏まえ、超高層住宅の最近の給排水設備・換気設備 について概説する。

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〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
超高層集合住宅の給水設備
芝沼 安

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.549〜552

現在、超高層集合住宅における給水方式は、加圧給水ポ ンプユニットの性能向上により、ポンプ圧送方式が主流と なっている。建築物の長寿命化に対応し、"更新性に配慮 した配管力式"の提案や、"ユニット化、"プレハブ化 が進んでいる。これらにより、品質・施工性の向上が図ら れている。 本稿では、超高層集合住宅における、最近の給水設備の 動向について紹介する。

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〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
超高層集合住宅の排水設備
狩野 猛

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.557〜560

超高層集合住宅における排水設備としては、特殊継手・排 水システムが主流であり、平成11年12月にHASS 218"集合住宅の排水立て管システムの排水能力試験法" が制定された。このことにより、排水能力の評価法と排水負 荷法を統一して、各種特殊排水システムも同一基準で扱え るようになった。また.超高層建物では、特有の層間変位 を吸収可能な差込み式(可とう式)継手が採用されている。 SI住宅化への対応として、排水シャフトを共用部へ配 置する計画が行われている。排水管のへッダ化や綾こう配 化についての検証も行われている。 "住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)"での 住宅性能表示制度も、平成12年10月にスタートした。こ れらの現況ならびに今後の課題・展望について説明する。

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〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
超高層集合住宅のガス設備
大木勝裕

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.561〜564

超高層集合住宅のガス設備といえども、専用部において は一般の集合住宅とほぼ同様な仕様で設置されている。こ こでは、超高層集合住宅の共用部のガス設備に特有な事 項、すなわち、立て管設計、昇圧防止対策、安全システム などについて述べる。

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〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
超高層集合住宅の消火設備
二宮栄仁

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.565〜570

従来から個人住宅の集合体である共同住宅等はその特殊 性により、消防法の特例基準が適用されてきたが、近年に おける共同住宅等はますます、高層化・大規模化・複合用 途化等が進展してきており、その様相は変化しつつある。 これらの状況を踏まえ、新しい特例基準が通知されること となった。本稿では、この新特例基準について解説すると ともに、特例を適用した超席層集合住宅に設置する共同住 宅用スプリンクラ設備および連結送水管の給水計画・給水 方式等について述べる。

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〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
超高層集合住宅のごみ処理施設
輿水 知

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp..571〜577

家庭から排出されるごみ処理は、一般廃棄物として自治 体が処分するのが原則となっている。特に家庭系ごみの 3〜4割を占める生ごみの取扱いが、ごみ処理システム選 択のポイントになる。 超高層集合住宅では、いつでもどこからでも出せると いった利便性と、いかに早く下階のごみ処理室まで搬送で きるかの垂直方向への搬送方法、分別、減量、減容を担う 貯留方法などが求められる。 デイスポーザによる生ごみ処理システムは、生ごみを手 元ですぐ処理でき、保管や持ち出しが不要などのことか ら、超集合住宅への普及が急速に進んでいる。 その動 向と概要についても紹介する。

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〔解説〕 特集/超高層集合住宅の給排水・換気設備
超高層集合住宅の換気設備
明珍邦彦

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.579〜583

居住系の建築では、長時間在室するので換気設備が重要 であるが、従来、住宅では自然換気が主体で台所、トイ レ、洗面などの局所換気に機械換気を使用してきた。しか しながら、建物の高断熱化、高気密化が進み、内装材、家 具から発生するVOCや湿気の除去に全般換気が必要と なってきた。特に、超高層集合住宅では、内部廊下方式が 多く、二方向の通風の確保が困難であり、機械換気による 常時換気が採用されている。現在の換気設備の留意点につ いて言及し、今後の展望についても述べる。

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〔海外文献紹介〕
ASHRAEガイドライン HVACシステムの性能検証過程(その1)
中原信生・柳原隆司訳

空気調和・衛生工学 75‐7(平成13‐7)pp.607〜619

本ガイドラインは、ASHRAEより1996年に発行され たもので、HVAC システムのCommissioning(性能検証) に関しての内容を総括的に述べたものである。本文は、ま えがきから参考文献紹介までの計14節からなる。 なお、原文は、付録としてA.1〜A.7B、C、Dの各節 の内容を含んでいるが、今回の紹介では誌面の制約から、 本文すべてと付録A6.4節(性能検証仕様書の実例)のみ を2回に分けて掲載する。

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