〔技術報告〕
小型貫流ボイラの複数台設置と無人運転
茅原敏広

空気調和・衛生工学 75‐6(平成13‐6)pp.443〜447

工場の熱源として使用される産業用ボイラにおいては、小型貫流ボイラを複数台設置して 台数制御するのが世の主流となっている。その理由は、台数制御することで運転効率を 高める点もあるが、第1の重要要素は"自動運転"を可能にしたことにある。 最近では、コンピュータの発達により、ディスプレイ上で運転状況を把握でき、 使用者は初起動時や運転終了時を除くほとんどの時間帯において、 ボイラを無人で自動運転している。このような背景のなか、(財)日本小型貫流ボイラ協会では "無人運転に関する安全のためのガイドライン"を設定すべく検討している。

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〔報文〕
第10回国隊交流視察団報告
−2001年ASHRAE冬季大会
荒木和路

空気調和・衛生工学 75‐6(平成13‐6) pp.449〜460

我々は、空気調和・衛生工学会第10回国際交流視察団として総勢16名で、 アトランタ市にて開催された"ASHRAE冬季大会"に参加した。 1月28〜31日までの4日間で、ロ頭発表269件などに対して延べ約4,000人が参加し、 同時にAHR EXPO‐2001も開催され、約1200社が出展し延べ約30,000人が 参加し大変な盛況であった。
今回はこれと併せて、新しいエネルギーサービス事業が展開されている 米国の現状について視察したことを報告する。

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〔海外文献紹介〕
健康的室内空気の権利
吉澤 晋 訳

空気調和・衛生工学 75‐6(平成13‐6) pp.487〜493

室内空気質は、健康と福祉の重要な決定要素である。 しかしながら、室内空気質の制御は不適切な場合が多いが、 その理由の一つは室内空気質に関する政策や行動の基となっている基本的原理の不明確さ、 認識不足、理解不足にある。その結果として、一般大衆はこれらの原則にも、 関連した権利にも認識がないのである。人権、伝理学的倫理、エコロジー的継続性の分野の 基本原則から"健康的な室内空気への権利"についての宣言をまとめるためにWHOの作業グループの 会合が行われた。この文書は、ワーキンググループの結論であり、健康的な室内空気に 責任を有する個人・グループにその権利と義務を告知し、個人に対しては、権利への意識を 高めることを目的とするものである。

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〔海外文献紹介〕
ヨーロッパにおけるコミッショニング方法
井口悠哉・吉田治典訳

空気調和・衛生工学 75‐6(平成13‐6) pp.494〜502

本技術報告では、六つのヨーロッパの国々(フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、 イタリア、デンマーク)で、どのように空調システムのコミッショニング業務が処理されているかを 述べている。調査は、制御や機器の詳細なコミッショニングよりも、空気・水系のシステム バランスの手順に焦点を当てた。

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