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〔解説〕 特集●北海道にみる建築穀確と環境技術の変遷と動向 地球環境時代におけるパッシブ省エネルギー手法の意義とその展開 繪内正遺・福島 明・羽山広文 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.763〜767 冷涼な気候を生かした温度差換気を取り挙げ、高気密・高断熱住宅を対象にした冬期の床下暖房方式とパッシブ換気、夏期の上方開放熱対流型換気による温熱環境調整、スタック換気による高発熱情報処理施設の省エネルギー計画を事例として、パッシブ省エネルギー手法の意義とその展開について述べた。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 北海道におけるアクティブ省エネルギー手法の現状と将来展望 長野克則 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.769〜773 北海道の住宅の暖房用エネルギー消費量は、本州の3倍に達する。したがって、建物の断熱・気密・計画換気をさらに進めてパッシブソーラ化を行い、暖房負荷をできうる限り低減したうえで、太陽エネルギーや大地の温度差エネルギー、そして冷熱として外気や雪、さらには蓄熱技術などの種々のアクティブ手法を導入することが肝要であることを論じた。そのなかでも、太陽光発電システムと同時に、大規模風力発電ファームや北海道産天然ガスによるコージェネレーションの重要性を述べた。最後に、実用例として、北海道大学ローエネルギーハウスの概要とエネルギー収支を説明した。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 融雪技術と雪利用計画の現状とその動向 富田和彦・月館 司 空気調和・衛生工学 74-9(平12-9) pp.775〜780 北海道では、住宅密集化による雪捨て場の不足、高齢化の進展、ゆとりと豊かさを求める消費者ニーズを背景に、民生用融雪装置が急速な普及をみせている。本稿では、代表的な藤雪槽・藤雪機とロードヒーティングについて、その普及状況、構造や特徴を紹介するとともに、省エネルギーの観点からこれら融雪装置の現状と課題について述べる。また、雪冷房が農産物貯蔵庫としての利用から、室内空調設備としての利用へと新たな進展をみせている。これら雪冷房の事例をいくつか紹介する。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 ローエネルギーハウスの建設の意義とその可能性 落藤 澄・濱田舷弘・中村真人 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.781〜784 本稿では、自然エネルギーをハイブリッドに活用したエネルギー自律型住宅のあり方について提案することを目的として、実験住宅"ローエネルギーハウス"の建設と評価を行った。まず、省エネルギー手法に関するさまざまな組合せの実験が行える住宅の基本計画を行った。次いで、実験住宅における年間エネルギー利用量の80%が自然エネルギーと未利用エネルギーにより賄われることを示した。さらに、従来型住宅との比較を行い、購入エネルギーが12.5%に低減されるとともに、ニ酸化炭素削減率が77%に達することを明らかにした。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 北海道におけるオフィスビルの設備計画の変遷と新動向 平間 登・商松康ニ・柳舘直人・魚住昌弘 空気調和・衛生工学 74-9(平12‐9) pp.785〜789 北海道の建物は、従来から冬の寒さをしのぐために断熱を施すことが定着している。近年は、消費エネルギーの削減や室内環境の改善を目的に、より高気密化・高断熱化する傾向が強い。特に、オフィスビルでは、OA機器などによる内部発熱が、構造体およびガラス面の暖房負荷を大きく上回る状況となり、従来の設計手法が必ずしも妥当でないことがわかってきた。 本稿では、当社Doconビルの熱特性を検証しながら、北海道における高断熱建物のこれからの空調システムのあり方および課題を述べる。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 工場換気の技術動向と寒冷地の特性 窪田英樹・花岡 裕・吉田 豊 空気調和・衛生工学 74-9(平12‐9) pp.791〜794 生産環境(工場など)は、住居・事務所などの生活環境とともに、人間環境における二つの基本的環境の一つである。工場換気は、その環境制御の中心的手段であり、全体換気と局所換気に大別できる。前者は、さらに希釈(拡散)換気と置換(成層)換気に分類される。本文では、置換換気の基本的特性について概観する。置換換気は、いわば人類最古の換気方式といえるもので、寒冷地の歴史的換気方式として位置付けることができる。関連して、現在ECにおいて進行中の工場換気(Industrial Ventilation)に関する共同研究(1996〜2003年)の状況について触れ、北海道の工場換気の新しい動きについて述べる。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 北海道における病院環境・設備の現状とその動向 横山真太郎・海谷利一・佐藤迪男・久保田克己・ 村井裕康・山田大祐 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.795〜802 北海道支部寒冷地病院環境設備研究小委員会の一連の研究活動成果を基に、北海道における病院環境と設備の現状とその動向について紹介する。その内容は、@北海道の全病院を対象とした病院環境設備アンケート調査、A北海道札幌市内の主要病院の温熱環境・空気環境の測定と解析、B主要病院の設備設計データベースとCエネルギー消薮量調査と解析、からなっている。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 寒冷地のドーム建築の特徴とその設備計画 石尾明久 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.803〜807 近年ドーム建築は、飛躍的な解析技術の裏付けから、空間デザイン性や機能性を追求するものが増えている。寒冷地のドーム建築においてもその傾向は顕著で、厳しい外部環境の下、さまざまな工夫がなされている。ここでは、寒冷地ドーム建築の特徴とその設備計画の事例を実際に行われた具体的な内容を基に紹介する。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 積雪寒冷気候での建築設備保全の問題点と対策 大和田克美・雨宮 満・山田剛義 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.809〜813 積雪寒冷地における建築設備の保全上の問題としては、雪書、凍結、結露などが挙げられるが、このほかにも暖房の立上り不良や換気不良なども見逃せない。こうした問題は、設備自体の設計、施工および維持管理に起因することが多いが、建物の特性とも密接に関連する。建築設備の保全にあたっては、建物を含めたシステム全体を理解して維持管理することが不可欠である。 |
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〔解説〕 特集●北海道にみる建築設備と環境技術の変遷と動向 北海道をめぐるエネルギー安定供給問題と設備計画 大槻 博・中野誠一・佐々木端美 空気調和・衛生工学 74‐9(平12-9) pp.815〜818 北海道は、四李の変化に恵まれた自然豊かな地であるが、厳しい冬を快適に過ごすためには、エネルギーの安定供給が重要な課題である。また、この豊かな自然環境の保護には、エネルギーと自然との調和が不可欠である。ここでは、設備計画におけるエネルギー利用について、ガスおよび電力それぞれから概観してみた。 |
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〔技術報告〕 可動式排出機構を有する節水型大便器の性能試験手法と結果検討 佐藤靖史・南山貴也・鈴木真人・大塚雅之 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.819〜829 本報告は、可動式トラップ機構を有する節水型便器(清浄水量6L)を戸建て3階建て規模の排水システム系統に設置することを目的にした場合に、クリアすべき性能試験項目とその評価方法を提案し、同便器の諸性能を実験的に確認したものである。具体的な試験項目として、可動トラップ部の物性、可動トラップ部よりの空気の逆流の有無といった便器単体に属する性能と、排水システムに設置された場合の排水性能や搬送性能、封水強度についても実験し、従来便器との比較検討を行ったものである。 |
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〔海外文献紹介〕 建築物の空調設備システムの性能検証 玉置 進・中原信生 訳 空気調和・衛生工学 74‐9(平12‐9) pp.839〜848 独立した、明日な一分野としての性能検証(Commissioning)は、建設業界にとって比較的新しい分野であるが、発注者、設計者および施工業者といったすべての建設関係当事者の間で関心が急速に高まってきている。本論文では、性能検証が必要になった背景と、性能検証が重要である理由について述べる。そして、性能検証の準備のための手順、性能検証計画の立案方法、関連組織とその役割について示唆しつつ、性能検証の過程についての記述を進める。最後に、性能検証により何が明らかになるのか、どんなデータが得られるのか、得られたデータをどのように解析するのか、またどのような修正がなされたかを示す手段として、若干の性能検証経験の実例を示す。 |