〔海外文献紹介〕 活性汚泥法のコスト最小化
奈良松範 訳
空気調和・衛生工学 74−1(平12−1) pp.75〜80
本論文は、ばっ気槽内に維持されるべき生物固形物の量が、最適 MLSS に関係していることを初めて示したものである。脱窒や生物学的栄養塩類の除去を行っている高濃度の生物固形物を維持しているプラントでは、低濃度の生物固形物で運転しているプラントよりも高い MLSS で設計されている。
同時に、最初沈殿池を設置するプラントは、これを設置しないプラントよりも高い MLSS で設計されている。
最小のシステムコストにおける MLSS 値は、ばっ気槽と二次沈殿槽とコストカーブを用いて決定することができる。
複数のユニットを設置するプラント(例えば、マサチューセッツ州、ボストンの Deer Island 処理プラント)では、各々の追加されたばっ気槽や二次沈殿槽のコストが比較的一定の場合には、二次沈殿槽を追加したことによる効果は必要なばっ気槽が減少することに結び付けて評価することができる。
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