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最近のDX化の流れを受け、センシング技術は急速な進展を遂げている。IoTの普及により、センサーが様々なデバイスやシステムに組み込まれ、データをリアルタイムで収集・分析することが可能となった。また、AIの進歩により、データの解釈や予測も高度化している。 |
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主催 | 空気調和・衛生工学会 | |||||||||||||||||||||
協賛 |
建築環境・省エネルギー機構 電気設備学会 日本機械学会 日本建築学会 日本冷凍空調学会 日本空気清浄協会 日本空調衛生工事業協会 日本建築衛生管理教育センター 日本電設工業協会 ロングライフビル推進協会 |
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開催日 | 令和6年2月16日(金)10:00〜16:45 | |||||||||||||||||||||
会場 | 空気調和・衛生工学会 会議室(東京都新宿区神楽坂4-8神楽坂プラザビル4F) 及びZoomウェビナーによるオンライン |
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定員 | 空気調和・衛生工学会会議室40名 Zoomウェビナーによるオンライン100名 |
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受講料 | 会員 25,300円(税抜23,000円+消費税10%) 一般 30,800円(税抜28,000円+消費税10%) ※テキスト(冊子)含む (税込) ※当学会賛助会員・協賛団体会員の方も会員価格で受講できます。 |
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プログラム |
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講演概要 | 1. ICT・データフィケ―ションは建物やくらしをどう変えるか/山村真司(日建設計総合研究所) IoT・ICT技術の進歩は留まるところがなく、センサー類については、多様な種類で安価かつ比較的高精度なものを容易に入手できる時代になりつつある。またロボットについては、清掃や警備などの分野では既に実装段階に移行している。一方、地区街区レベルでも3D都市モデルなど広域センシングデータの利活用検討が進められている。センシングとそれに伴うデータフィケ―ションは、建築設備やインフラ等の建設・運用にどのような影響を及ぼしたのか、また今後期待される分野の可能性などについて概説する。 2.空調利用位置検知システムMELRemo-IPSの開発/平須賀 信洋(三菱地所設計) 昨今、好きな環境を自分の作業に合わせて選ぶABWオフィスが広がっているが、誰がどこにいるのか把握しづらいという課題がある。本システムはこの課題をパッケージエアコンのBluetoothRを利用してワーカーの位置を特定し、パソコンなどで共有することで解決する。また同時に、温度センサー等の情報を平面分布で可視化することで、「暖かいところに座りたい」などの要求にも応えられる。エアコンと位置検知という今までにない組み合わせで、ABWオフィスの在り方へ新しい価値を提供するものである。 3.産業用クリーンルームのクリーン空調最適制御システム「クリーンEYE」の開発/染谷 孟行(清水建設) “クリーンEYE(アイ)”は2種類のセンサを活用し、さらにAI技術を導入することで、クリーンルーム内の環境をモニタリングし、清浄度を適切に維持しながら、清浄化のための循環機器が消費するエネルギーを大幅に削減する技術である。クリーンルームの省エネと清浄化はトレードオフであり、清浄環境の維持が最重要であることから、清浄化のための循環風量を制御する技術は今までほとんど見受けられなかった。本講演では、開発の経緯と運用実績について紹介する。 4.人検知センサを活用したオフィスの温熱評価と制御への活用/七里 彰俊(大成建設) 従来のオフィスの空調システムは、空調機内部のセンサや天井、壁などに設置されたリモートセンサにより制御されている。しかし,これらのセンサは、制御エリアの代表点にのみ設置されている。また、壁・床からの放射を考慮することができないため、執務者の体感を反映した制御ができていない場合があった。そこで、本講演では、人の在不在を検知するために利用されている赤外線センサを活用して、居住域の温度分布を把握する手法、放射を考慮した作用温度を推定した事例を紹介する。 5.ビルディングオートメーション事業で利用されている計測機器の現状と今後の展望/原山 和也(アズビル) 建物の空調制御では、省エネと快適性維持の両立のために様々な計測機器が導入されている。従来は均一な室温を目指していたが、最近では人の位置や人数、温冷感の計測により、執務者一人一人に着目し、快適度や業務に適した温熱環境を実現する取り組みも増えている。また、ウェルネスの観点から空気質などの計測も重要視されている。これらの計測機器は正確な値を持続的に計測する必要があるため、校正などのメンテナンスも重要である。本講演では、空調制御に利用される計測機器の計測対象の変遷や計測機器の保守について紹介する。 6.人流から未来の室温を予測し省エネと快適性を実現する「AI空調最適化サービス」の紹介/山下 渉平(NTTデータ) 本サービスは、室温に影響を与える人流と外気温の変化をAIが解析し、室温の変動を未然に防ぐ、フィードフォワード型の空調制御を行うことで、空調エネルギーを最大50%削減しつつ快適性を向上させることを可能にしている。また、コンパクトな人流センサ及びクラウド型のサービス設計により、初期投資を抑制し、導入のハードルも低くしている。本サービスにより、省エネを推進し脱炭素社会の実現に貢献する。 |
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SHASE-CPD | 聴講時間1時間につき1ポイント(ただし、休憩時間は除く) | |||||||||||||||||||||
申込方法
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会場申込みはこちらから Zoomウェビナーによるオンライン申込みはこちらから (注意事項)お申し込み時にお選び頂いた聴講方法(Zoom/会場聴講)の変更は原則できません。ご了承の上お申し込みください。 |
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申込締切 2024.2.9up! |
Zoomウェビナー 令和6年2月13日(火)正午まで 会場 令和6年2月15日(木)正午まで ※以降のお申込みついては学会事務局までお電話にてご相談ください。 (TEL03-5206-3600) |
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その他 |
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