出版説明会（東京）
「建築設備の耐震設計・施工法　2023年版」

　近年、建築構造分野の耐震設計・施工技術の進歩とともに、震度6程度の地震でも崩壊・倒壊する建物は少なくなってきましたが、それに伴い、建築設備や非構造部材の地震被害が建物の機能回復期間に及ぼす影響が相対的に高まっています。そのため、BCP（事業継続計画）策定の推進も相まって、建築設備の地震被害を最小化するだけでなく、地震後の建築設備機能維持と早急な設備機能回復がますます重要となっています。
　このたび、“建築設備の耐震設計・施工法 2023年版”を発行しました。本書は、2012年発行の旧版以降に改定された指針・基準や、地震被害調査などで得られた新たな知見、近年の地震後の設備機能確保の重要性の高まりなどを踏まえ、全面的に改訂したものです。
　本書が建築設備の耐震設計・施工の実務に活用されれば、今後想定される首都直下型地震や東海・東南海地震などでの設備被害軽減と機能維持に大いに役立つものとなるでしょう。
　今回、本書の説明会を開催いたしますので、皆様お誘い合わせのうえご参加ください。

※今から書籍の購入申し込みをされた場合、出版説明会当日にお手元に届きませんのでご注意ください。

司会／水谷国男（東京工芸大学、改訂小委員会主査）
13：30〜13：35 　趣旨説明／水谷国男（前出）
13：35〜14：10 　1章　総説／木村剛（大林組)、荒井安行（鹿島建設）14：10〜14：45 　2章　機器／品田直也（新日本空調）、込山治良（高砂　　　　　　　　　 熱学工業）
14：45〜15：25   3章　配管・ダクト／村田圭介（大成建設）、佐藤英樹　　　　　　　　　（三建設備工業）、込山治良（前出）
15：25〜15：30　休憩
15：30〜16：00 　5章　施工管理／田辺恵一（新菱冷熱工業）、大桃元
　　　　　　　　　（須賀工業）
16：00〜16：25 　4章　アンカボルト、6章　附属資料／水谷国男（前
　　　　　　　　　 出）
16：25〜16：30　休憩
16：30〜17：00 　質疑応答／司会　林一宏（日建設計）
※講師は都合により変更となる場合があります。
※進行の都合上、時間が前後することがあります。