令和3年度 セミナー(東京)
「カーボンニュートラル実現に向けて 〜2050年に向けた取組と展望〜」

 

 令和210月の菅前総理の所信表明を受け、基本理念に「2050年までの脱炭素社会の実現」を明記した、改正地球温暖化対策推進法の成立や、第6次エネルギー基本計画では、再生可能エネルギー導入拡大と徹底した省エネが明記など国レベルで方針が検討されてきました。それを受けて、サプライサイドでは従来のエネルギー供給に加え、再生可能エネルギーの大量導入に伴う新たなエネルギー供給。デマンドサイドでは建物や街づくりにおけるカーボンニュートラルに向けての新たな考え方の追加など、各方面で大きな動きがありました。
 本セミナーでは、カーボンニュートラル実現に向けての政策、エネルギー、水素、街づくりなどの各方面での取り組みにと展望について解説する。

主催 空気調和・衛生工学会
協賛
(依頼中)

建築環境・省エネルギー機構 電気設備学会 日本機械学会 日本建築学会 日本冷凍空調学会 日本空気清浄協会 日本空調衛生工事業協会 日本建築衛生管理教育センター 日本電設工業協会 ロングライフビル推進協会

開催日 令和4年2月16日(水) 9:30〜17:00
会場 Zoomウェビナーによるオンライン
定員 80名 
受講料 会員 25,300円 一般 30,800円 ※テキスト(冊子)含む (税込)
※当学会賛助会員・協賛団体会員の方も会員価格で受講できます。
 プログラム
時間 題目・講師
 9:30〜9:35
教育普及理事挨拶 
9:35〜10:25
1.基調講演 2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略について
  河原 圭(経済産業省)
10:30〜11:20
2.カーボンニュートラルに向けての電力業界の展望と戦略進化
  西村 陽(関西電力)
11:25〜12:15
3.東京ガスグループのCO2ネット・ゼロへの挑戦
  清田 修(東京ガス)
12:15〜13:15
昼休憩
13:15〜14:05
4.長崎県五島市での再生エネルギーへの取組 太陽光発電、風力発電、潮流発電等
  村井 靖孝(五島市)
14:10〜15:00
5.建物付帯型水素エネルギー利用システム「Hydro Q-BiC(R)
  天田 靖佳(清水建設)
15:00〜15:15 休憩(15分)
15:15〜16:05  6.高層木造建築の現状と今後
  松崎 裕之(竹中工務店)
16:10〜17:00  7..コロナ禍での低炭素型デザイン(都市エリアの人流マネジメント・エネルギーデザイン)
  佐土原 聡(横浜国立大学)
※講師は都合により変更となる場合がございます。
※今後の社会状況等により開催を延期・中止とさせていただく場合は、学会HP等を通じてお知らせいたしますので、適宜ご確認いただきますようお願い申し上げます。




講演概要 1.基調講演 2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略について
河原 圭(経済産業省 産業技術環境局 エネルギー・環境イノベーション戦略室 室長)
2050年カーボンニュートラルの実現は、並大抵の努力では実現できず、エネルギー・産業部門の構造転換、大胆な投資によるイノベーションの創出といった取組を、大きく加速することが必要である。そのため、グリーン成長戦略に基づき、予算、税、金融、規制改革・標準化、国際連携など、政策を総動員する。本講演では、2021年6月に策定された「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」について、紹介する。


2.カーボンニュートラルに向けての電力業界の展望と戦略進化
西村 陽(関西電力 ソリューション本部 シニアリサーチャー)
現在世界、特に先進各国はカーボンニュートラルの実現への政策・企業活動を加速させ、日本政府も2050年までの脱炭素社会の実現が目標としてかかげられており、建物や街づくりの省エネ、再エネ利用の拡大、DER(分散型エネルギー資源)拡張等で市場創造が予想される。
そうした動きの背景にあるエネルギー事業の転換(TRANSITION)、その中での電力ネットワーク、DERビジネスの新機軸など、カーボンニュートラル実現に向けた政策、エネルギー、街づくり、期待されるテクノロジー革新について概観・解説する。


3.東京ガスグループのCO2ネット・ゼロへの挑戦
清田 修(東京ガス エネルギー企画部 グループマネージャー)
東京ガスは、需要側と供給側の両面からの取り組みを通し、ガス・熱・電気の統合的なCO2ネット・ゼロに貢献していく。需要側では、「CO2ネット・ゼロとレジリエンスを両立する需要側の最適マネジメント」の実現に向けてスマエネを更に進化させ、CGSのもつ再エネ調整力機能の活用、需要側でのCO2利用技術(CCU)の活用等を進めていく。供給側では、「脱炭素ガス体エネルギーのサプライチェーン構築」の実現に向け、カーボンニュートラル都市ガスの普及拡大、メタネーションの実用化に取り組んでいく。

休憩(60分)


4.長崎県五島市での再生エネルギーへの取組 太陽光発電、風力発電、潮流発電等
村井 靖孝(五島市産業振興部 再生可能エネルギー推進室 室長)
「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(再エネ海域利用法)で規定された促進区域に、国内で初めて五島市沖が指定され、現在、浮体式洋上風力発電所の建設に向けて関係者一丸となって歩みを進めているところである。今回は、再生可能エネルギー導入促進に関する経緯・経過やゼロカーボンシティの実現に向けて、本市がこれまで取り組んできました内容について説明する。


5. 建物付帯型水素エネルギー利用システム「Hydro Q-BiC
(R)
天田 靖佳(清水建設 北陸支店設計部)
変動の多い太陽光発電による余剰エネルギーを水素に変換して安全かつコンパクトに貯蔵し、建物の電力需要に応じて水素を放出・発電する最先端の蓄エネシステムとして(国研)産業総合研究所と共同開発した「Hydro Q-BiC
(R)」を初めてオフィスビルに採用した。貯蔵した水素により二酸化炭素を排出しない電力として使用できるため、カーボンニュートラルに寄与する。非常時には、事業継続のためのBCP電源としても使用ができる。

休憩(15分)


6.高層木造建築の現状と今後
松崎 裕之(竹中工務店 参与 木造木質建築統括)
今、世界では木造建築が潮流である。世界各地で高層木造建築が建設され、計画されている。木材はCO2固定能力を持った循環型資源であり、気候変動対策・脱炭素社会達成には、欠かせない材料だからである。そして今、日本でも中高層木造建築が注目されている。2050年カーボンニュートラル実現への取組みのひとつだ。森林荒廃・林業衰退を解決する取組みでもある。国土の2/3が森林であり、国産木材需要拡大は国の重要施策となっている。


7.コロナ禍での低炭素型デザイン(都市エリアの人流マネジメント・エネルギーデザイン)
佐土原 聡(横浜国立大学 教授)
都市エリアまちづくりの DX 化が進む中、コロナ禍にも対応して、人流の把握・予測に基づく人流マネジメントへの関心が高まっている。こうした動きや研究とも関連づけながら、脱炭素社会に向けた地域エネルギーシステムの役割や将来像を論じる。特に、コージェネレーション等も組み込んで省エネ性・レジリエンス性を高め、出力変動の大きな再エネをはじめとした多様なエネルギー源の活用にも貢献する、地域冷暖房を基盤とした地域エネルギーシステムを取り上げる。


SHASE-CPD 聴講時間1時間につき1ポイント(ただし、休憩時間は除く)
申込方法
こちら からお申し込みできます
申込受付後、請求書と受講券をメールにてお送りいたします。また、併せてZoomウェビナーの事前登録サイトをご連絡いたしますので、ご登録をお願い申し上げます。
当日のURLおよびパスワードは、お申込み状況を確認後別途ご連絡いたします。

また、テキストは申込時にご登録いただいた住所に事前にご郵送いたします。
 申込締切  令和4年2月3日(木)
その他
1. 銀行振込受領書をもって領収書に代えさせていただきます。なお,当学会発行の領収書が必要な場合はお申込み時にご連絡ください。
2. ご欠席の場合でも受講料は返金いたしませんのでご了承ください。
3.  申込受付期間終了後・テキスト発送後は、キャンセルをお受けできませんので、あらかじめご了承ください。 
4.  オンライン開催にあたり細心の注意を払っておりますが、当学会側に起因しないネットワーク機器・回線等の故障等により講義の聴講ができないなどの損失があった場合においても、当学会は一切の責任を負いかねます。受講料の返金もいたしかねますのであらかじめご了承願います。また、Zoomの使い方・動作環境についてのご質問にはお答えできかねます。Zoomのアプリケーションをご利用の場合は、最新版への更新をお願いします。Zoomヘルプセンター(https://support.zoom.us/hc/ja) をご参照ください。
5.  本セミナーは受講者お1人ずつお申込みが必要です。事前に申込者ごとパソコンやタブレット、通信環境のご準備をお願いいたします。また、複数名での聴講や録音・録画行為は一切を禁止いたします。
 

このページの先頭に戻る