シンポジウム(東京/オンライン)
“熱源構成機器性能の経年変化の実態に基づくライフサイクルマネジメント”


 

 業務用建物の消費エネルギーの3分の1を占める熱源システムは、既存ストックが非常に多いこともあり、カーボンニュートラルに向けて熱源構成機器性能の保全・維持はこれまで以上に重要性が高くなりつつある。一方で、建築設備全般の保全計画は、メーカー推奨の保全計画や劣化と保全の関係性を理論的に表わしたモデルを基本とすることが多く、また学術的な検討もメンテナンス記録による故障・トラブルなどに着目した検討が多いこともあり、現状では故障・トラブル対応が保全・維持の中心となっている。しかしながら、今後エネルギー使用量(効率)にも着目したライフサイクルマネジメント(LCM)にシフトしていく必要があり、さらに踏み込んだ検討が望まれる。なおこの現状は、熱源機器効率の評価が難しい事に起因し、効率の劣化度合いを表す評価手法が未整備であることが要因であると考えられる。したがって、BEMS等のデータの収集や分析の技術的な進歩にもかかわらず、実際に劣化回復と保全の関係性をデータで示された例は非常に少ない現状にある。
 このような背景を受け、熱源システムLCM検討小委員会においては、エネルギー使用量(効率)にも着目したライフサイクルマネジメントの実現を目的として、長期BEMSデータを活用した熱源システム構成機器の性能変化評価手法について、調査、検討、議論を重ねてきた。本シンポジウムでは、本小委員会での現状での検討成果について報告すると共に、性能変化評価手法を適用する場合の課題、手法の援用の可能性、さらには性能評価に基づくカーボンニュートラルを見据えた、新たな熱源システムのライフサイクルマネジメントの可能性等について議論する。

主催 空気調和・衛生工学会 空気調和設備委員会熱源システムLCM検討小委員会
開催日 令和3年12月7日(火)14:00〜17:00
会場 Zoomウェビナーを利用したオンライン
  こちらからZoom視聴に当たってのご案内をご一読ください 
定員 100名
参加費 無料
プログラム

司会/百田真史(東京電機大学)
14:00 主旨説明/佐々木真人(日本設計)
14:05 熱源システムLCM検討小委員会の目的と本シンポジウムの概要/百田真史(前掲)
14:15 熱源設備の更新に係る既往の実態調査/小山正晃(日本熱供給事業協会)
14:30 地域熱供給システムの熱源機器改修に関する調査研究/田中翔大(長崎総合科学大学)
14:45 熱源機性能変化の評価方法の検討/高橋信博(日本ファシリティソリューション)
15:15 簡易版熱源機性能変化評価ツールの試用結果
〜地域冷暖房施設の熱源機への適用例その1〜 /中里尚登(東京都市サービス)
15:30 簡易版熱源機性能変化評価ツールの試用結果
〜地域冷暖房施設の熱源機への適用例その2〜 /吉田聡(横浜国立大学)
15:45 休憩(15分)
16:00 簡易版熱源機性能変化評価ツールの試用結果
〜熱源機以外の構成機器への適用例 /高橋信博(前掲)
16:15 現状の課題の整理/百田真史(前掲)
16:25 質疑応答・討論
16:50 まとめ/吉田聡(横浜国立大学)
17:00 終了

※講師は都合により変更となる場合があります。

申込方法
下記URLよりお申込み(事前登録)ください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_9La-1FPIRFWrMp9tDdYHFg
※受講券の発行はございません。定員に達した場合のみ、折り返しご連絡いたします。
 配付資料
開催日が近くなりましたらこちらからダウンロードいただく予定です。
SHASE-CPD 聴講時間1時間につき1ポイント(休憩時間を除く)

このページの先頭に戻る