新型コロナウィルスの感染状況によっては、開催を延期・中止とさせていただく場合がございます。その場合、本Webサイト等を通じてお知らせいたしますので、適宜ご確認くださるようお願いいたします。

令和2年度 技術講演会(東京)

建築設備に関わるエネルギー、環境評価指標等について理解を深める


 2001年から日本独自の建築物環境性能評価・格付け手法であるCASBEE(建築物総合環境システム)の検討が開始され、運用が始まってから20年近く経過している。2014年からはBELS(非住宅建築物に係る省エネ性能表示制度)が開始され、2016年からはBELSにおいて『ZEB』「Nearly ZEB」「ZEB Ready」というZEBファミリーの認証も始った。また、世界的に使われているLEED(米国の建築物環境性能評価制度)は日本でもかなり普及し、2014年には「人間の健康」という視点を加え、WELL(WELL Building Standard)が公開されている。わが国においても2019年よりCASBEE-WO(ウェルネスオフィス)認証が始った。このような認証制度に加えて、建築と社会を持続的に調和させていくという観点において、SDGsという具体的取り組みが当学会分野においても重要な位置付けになりつつあります。そこで、本講演会では最新の評価制度について、その趣旨や概要、事例を紹介し、評価取得のポイントや今後の方向性等について理解を深めるものとする。


主   催 空気調和・衛生工学会
協    賛
(予定)

建築環境・省エネルギー機構 電気設備学会 日本機械学会 日本建築学会 日本冷凍空調学会 日本空気清浄協会 日本空調衛生工事業協会 日本建築衛生管理教育センター 日本電設工業協会 ロングライフビル推進協会

開 催 日 令和2年7月10日(金) 10:00〜16:45
会   場 空気調和・衛生工学会 会議室(東京都新宿区神楽坂4-8 神楽坂プラザビル4F
交   通 JR線飯田橋駅より徒歩約8分、
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線・都営大江戸線飯田橋駅より徒歩約5分
定   員 70名 
受 講 料 会員 25,300円 一般 30,800円 (消費税含む)
※当学会賛助会員・協賛団体会員の方も会員価格で受講できます。
 プログラム
時間 題目・講師
10:00〜10:05
主催者あいさつ 
   油谷 康史(空気調和・衛生工学会 教育普及理事/久米設計)
10:05〜10:55
1.環境評価指標の変遷とCASBEEについて
  林 立也(千葉大学)
11:00〜11:50
2LEED、WELL認証について
  木下 良介(ヴォンエルフ)
11:50〜13:00
 昼休憩(70分)
13:00〜13:50
3.LEED認証事例:ICI総合センター ICI LAB
  今林 憲一(前田建設工業)
13:55〜14:45
4.WELL認証事例:大成建設ZEB実証棟
  田中拓也(大成建設)
14:45〜15:00
 休憩(15分)
15:00〜15:50 5.WELL認証事例:竹中工務店東京本店
  平井 雅子(竹中工務店)
15:55〜16:45 6.ZEB/BELS認証事例:NOTIA 東急コミュニティー技術研修センター
  中本 俊一(清水建設)
※プログラム・講師は都合により変更になる場合がございます。また、質疑応答は講演時間に含みます。



講演概要

環境評価指標の変遷とCASBEEについて/林 立也(千葉大学)
建築物の環境評価指標は2000年初頭より世界中で開発・利用されるようになった。日本ではCASBEEが住宅、建築物、街区、都市レベルでの評価ツールを提供し、多くの場面で利用されている。一方で、SDGsへの貢献、ESG不動産投資の促進などの背景から、環境評価指標を活用した認証等の役割は変化しつつある。本講演では、一般的な環境評価指標の役割とその変遷を概観した上で、CASBEEの今後の戦略について説明する。


 LEED、WELL認証について/ 木下 良介(ヴォンエルフ)
建築物の総合的な環境性能を評価するLEED認証、人々の健康や快適性に重点を置いたWELL認証。本講演では類似点がありながらも全く異なった観点から建物を評価するアメリカ始動のLEEDとWELLについて基本的な解説、認証取得プロセス、そしてケーススタディまで幅広く説明を行う。また、それ以外の建物の評価システムについての紹介も行う。



LEED認証事例:ICI総合センター ICI LAB/今林 憲一(前田建設工業)

前田建設が創業100周年事業として新設した研究開発の拠点「ICI総合センター ICI LAB」の管理中枢を担う「エクスチェンジ棟」は、「建築と設備の融合によるZEB」を目指して計画され、国際的な環境評価性能システム「LEED v4 BD+C(新築版)」で、国内第1号のプラチナ認証を取得した。ここではLEED認証の取り組みと、ZEB化の概要について報告する。



WELL認証事例:大成建設ZEB実証棟/田中 拓也(大成建設)
WELL認証「プラチナ」を取得した事例としてZEB実証棟を題材に、取組を通じてみえてきたWELL認証の意義や認証までの段取り、取得のポイントなどを紹介する。また、環境性能と健康性能を両立したウエルネスオフィスとしての展望を述べる。


WELL認証事例:竹中工務店東京本店/平井 雅子(竹中工務店)
2004年竣工の東京本店社屋において、働き方改革を推進する中、従業員の健康増進や生産性向上を視野にいれた改修工事を2018年に実施するとともに、WELL認証の「ゴールド」を取得した。この取得は、2018年にリリースされた新しい評価基準 (WELL v2)が適用された国内で初の事例であり、国内での取得実績の中では最大規模となる。今回、WELL認証取得への具体的な取り組みとイノベーション改修の概要を紹介する。


ZEB/BELS認証事例:NOTIA 東急コミュニティー技術研修センター/中本 俊一(清水建設)
放射パネルとTABSを主体とした空調の高効率システムによる省エネルギー施策と、屋上と外壁面に設置した太陽光パネルによる創エネルギー施策によって、一次エネルギーを75%削減し、BELS認証においてNearly ZEBを取得した。
ここでは、ZEB実現にむけた取組事例と、WEBプログラムには計算されていない地中熱、自然換気の実測結果等を報告する。

SHASE-CPD 聴講時間1時間につき1ポイント(ただし、休憩時間は除く)
申 込 先
≪受付け準備中です。今しばらくお待ちください。≫
そ の 他
1. 本講演会の受講料は開催後にご請求させていただく予定です。
2. 当日ご参加出来ない場合は、代理の方のご参加が可能です。

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