| 時間 | 題目・講師 |
| 9:40〜10:30 (50分) |
あいおい損保御堂筋ビルの空気調和設備/石河信治(大成建設梶j テナントオフィスビルである本建物は、前面通りの、大阪のメインストリートである御堂筋にマッチした外観デザイン性を損なうことなく、その機能性・省資源・環境への配慮などを有機的に機能するよう設備計画を行った。これらの機能を十分満足すべく数多くの設備技術を採用しつつ、「空調還気ダクトと排煙ダクトを兼用化し、日常時・非常時に確実な作動が確保でき、しかもダクト量の削減が可能になった空調兼用切替排煙ダンパーの新規開発」、「外壁PCボイド部分を空調の還気に利用しダクト量の削減が可能となった建築との融合技術」、「中央個別併用空調方式でありながら公平な課金が可能なシステム」など新規に開発した技術を導入した。 |
| 10:40〜11:30 (50分) |
大屋根ガラス空間を備えた淡水水族館「アクア・トトぎふ」の環境性能評価/金 政秀(早稲田大学) 岐阜県木曽川流域の河川環境楽園内に建設された国内最大級淡水魚水族館について紹介する。岐阜県長良川の源流から河口にいたるまでの、生き物の生息環境を綿密に再現し、来館者が自然を疑似体験できる空間を創出している。特に最上階は自然換気機能を有した大屋根ガラス空間で、建物屋外の長良川河川環境を屋内に再現する展示計画である。集客力向上を目指しつつ、水族館施設としての省エネルギー、来館者に対する快適性の確保を行うために、建物形態と展示空間、環境技術が一体となる施設を計画した。これらの計画手法とともに、竣工後の計測結果として、「自然換気システムの長期検証」、「展示空間の快適性評価」、「空調エネルギー・水使用量分析および削減評価」について主に解説する。 |
| 11:30〜13:00 | 休憩(90分) |
| 13:00〜13:50 (50分) |
「御蔵入交流館における対流併用放射冷暖房システム」の検証と運用の模索/仲村光史(新日本空調鞄喧k支店)
雪深く寒冷地に建設された文化ホールは、居住域空調を採用することで、主要室(大ホール、多目的ホールや開架書庫、検診ホール等)に二重天井が無く、ローコスト建築を可能としている。居住域空調には快適性を追及する為の床放射と、床を冷やしたり、暖めたりした後の空気を居住域に対流させる「対流併用放射冷暖房システム」を採用して、快適性と経済性の両立を可能としている。また、大ホールでは「埋込パイプ式対流併用放射冷暖房方式」を採用し、天井裏のダクト等が無いことで、ホールの空間高さを充分に取り、演奏時のより良い音響効果を可能としている。本建物の竣工後2年間に渡り、室内環境の測定と居住者へのアンケート等により、本システムを検証し、快適性と経済性を両立すべく運用指針を決めてきたのでその検証結果を報告する。 |
| 14:00〜14:50 (50分) |
上越市庁舎ESCO事業におけるBEMSと遠隔監視システムの開発/神成孝則(菱機工業叶V潟支店) 当社では早くからコンピューター技術を設備機器等の監視制御に活用できると考え、RiCS(リョウキ(R)・エンタルピ(i)・コントロール(C)・システム(S))という名称で開発し、1982年にプログラマブルコントローラー(PLC)を用いた冷凍冷蔵用省エネシステム(昭和57年度冷凍空調設備連合会省エネ顕表優秀賞受賞)の開発を行い、1985年には自社製中央監視システムの開発に到った。その後1988年からは、電話回線利用による遠隔監視システムの運用を開始した。 上越市庁舎ESCO事業においては、RiCS-BEMSへのグレードアップをはかると同時に、遠隔監視による運転データ取得と分析診断による運転の最適化と運転管理者に対する判断材料の提供を可能とした。本講演では、以上について概説する。 |
| 15:00〜15:50 (50分) |
ゆめタウン八代店(潟Cズミ殿)における氷蓄熱、高効率インバータターボ冷凍機併用の熱源システム構築と熱源コントローラーの開発/倉増秀和(葛纉d工) 従来、大規模ショッピングセンターは一部のエリアを除き年間冷房が要求され、営業時間も蓄熱時間帯(22:00〜8:00)にかからないことから、氷蓄熱システムを採用し、安価な夜間電力の活用による運転費の低減、熱源容量の縮小化を図り、電力負荷平準化に貢献してきた。ところが近年、深夜営業や24時間営業といった営業時間の変化や昼間料金の値下げによる昼夜間の料金格差の縮小、冷凍機の高効率化により蓄熱システムのメリットが減少している。このような背景から、氷蓄熱システムとインバータターボ冷凍機を組合せ、最適運転させることでランニングコストを低減するシステムを考案し、経済運転を実現するコントローラーを開発した。これらについて紹介する。 |
| 16:00〜16:50 (50分) |
セイコーエプソン株式会社千歳事業所のフリークーリングシステム/
宮本一英(樺|中工務店 北海道支店) 本建物はプロジェクターや透過型液晶テレビの心臓部である、高温ポリシリコンTFT液晶パネルを生産する工場である。生産工程は、半導体の製造工程に近く、年間を通して冷房負荷が発生し、エネルギー消費量は膨大なものとなる。このため、様々な省エネルギー手法が検討され、実際の設計に盛込まれた。今回はその中でも省エネルギー効果の大きかった開放型冷却塔によるフリークーリングシステムについて以下2項目について報告する。 1.凍結防止対策の確立 外気温が-20℃程度となる千歳において、開放型クーリングタワーを凍結させずに連続運転するため、正逆運転、ルーバーとの離隔、流量調整ソケット等による凍結防止手法を確立した。 2.省エネルギー効果の検証 フリークーリング運転時の高い運転効率(システムCOP)により、年間の冷熱発生にかかる電力量を23%削減することが可能となった。 |
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