第1回空気調和・衛生工学会コミッショニング賞募集の案内

 空気調和・衛生工学会表彰規程により、コミッショニング賞の候補業績を募集します。
 応募される場合、下記の表彰規程類および募集要項をよくお読みのうえ、応募書1部と内容説明書1部を期限内に本部事務局までご提出願います。
 

関係規程類

 コミッショニング賞の定義や詳細は、下記の規程をご確認ください
  表彰規程     第11条がコミッショニング賞の規程条文です。

     

募集する業績の対象と要件 

対象となる業績と要件は下記とする。

概要(表彰規程第11条3項より)
 対象の概要
  ・審査時に使用中の設備や施設の計画、設計、施工、運用の各フェーズにおけるコミッショニング関連業績
  ・コミッショニングによる効用が示された業績および関連技術
 評価する点
  コミッショニング過程・体制・その他成果
 重視する点
  発注者要件・協議経過・今後の計画の文書化と共有化。ビジネス化の取り組み

対象業績の詳細(表彰規程第11条4項より)
 1)建築設備システム及びこれらを含む建築の品質向上、省エネルギー性能・省CO2をはじめとする環境保全性能の向上を実 現した優秀なコミッショニング業績(建築設備システム及びこれらを含む建築、コミッショニングを実現するための体制づ くりを含む)
 2)地域エネルギーシステム及びこれらを含む地域の品質向上、省エネルギー性能・省CO2 をはじめとする環境保全性能の 向上を実現した優秀なコミッショニング業績(地域エネルギーシステム及びこれらを含む地域、コミッショニングを実現す るための体制づくりを含む)
 3)コミッショニングプロセス管理、データ収集・処理・分析、シミュレーション、不具合検知・診断支援、最適チューニン グなどを支援することを目的に作成され、様々なプロジェクトで活用されて、コミッショニングプロセスの効率化や高品質 化などに貢献したコミッショニングツール
 4)その他上記と同等のコミッショニングの適正な普及に資する業績 コミッショニングに関する教科書・マニュアル作成、 継続的なワークショップ実施など

業績の公表(表彰規程第11条5項より)
 応募業績は、受賞の際、本会学会誌、当会ホームページ、パネル展示等に発表可能なものとする。


応募方法

 1)応募書および内容説明書を下記本部事務局へ郵便または宅配便にてご提出ください。
 
2)郵送・宅配した応募書のワードデータをyachi@shase.or.jpまでに送信願います。


応募書の提出・問合せ先

  〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-8 空気調和・衛生工学会学会賞選考委員会 担当:谷地 
   ※問い合わせはE-mailにて承ります。E-mailアドレス yachi@shase.or.jp

応募書提出期限

 2023年7月20日(木)17時必着
   ※郵便・宅配便にてご提出ください

表彰業績選出方法

 学会賞選考委員会および審査小委員会にて9月〜翌2月の間に応募業績の審査と表彰候補業績の選出を行い、3月理事会にて表彰業績を決定、公表します。  

応募要領
項目 内容
審査の対象 空気調和・衛生工学に関する業績で、本会学会誌に発表可能なものとします。
表彰件数 原則2件以内
応募・受賞資格 1)会員資格の有無は問いません
2)主たる応募者者としての応募は1者1業績まで
 ※ここでいう”者”は個人あるいは企業・団体を意味します。
 ※当法人の他の賞へ応募することは可能です。
<応募可能な例>
 ○A社が主たる応募者として「技術賞」「特別賞」「振興賞」「コミッショニング賞」へ応募
 ○A社本店とA社関西支店が、それぞれ主たる応募者として「技術賞」「コミッショニング賞」へ応募
 ○A社が主たる応募者として「コミッショニング賞」へ応募。更に他の「コミッショニング賞」応募で連名者となる。
<応募が不可能な例>
 ×A社とA社に所属する個人が同一の応募業績で応募者や連名者として応募する。
 ×A社が主たる応募者として、同一の賞で複数応募する。
3)応募業績に主体的に関わった個人または団体
応募の手続き 1)上記の応募書および内容説明書を各1通づつご提出願います。
2)応募書の主な内容に○を付し、主眼点を箇条書きで簡潔にご記入願います。
3)応募書・内容説明書を郵送および応募書のwordデータをyachi@shase.or.jpへ送信願います。
応募の受理・不受理 応募業績の“受理”“不受理”は、「応募書」「内容説明書」に基づき、推薦委員会の”予備審査”によって決定されます。予備審査結果は、9月〜10月上旬頃、主たる応募者へ通知します。
応募の取り消し・失格 応募者が、応募書提出期限後に、応募を取り消した場合の扱いは次のとおりです。
1)委員会が通知する審査資料提出期間までに、応募者より応募の取消しあった場合は、これを有効とし、翌年以降の応募を妨げません。
2)予備審査通過後、委員会が定める審査資料提出期間までに審査資料が提出されなかった場合、これを失格とし、当該業績にかかわる翌年以降の応募はできないものとします。
審査資料の提出
※予備審査通知後の3週間後が審査資料提出期限の目安となります。
”受理”が決定した業績の応募者は、委員会の指定する日までに当該業績にかかわる次の”審査資料”を提出してください。
1)提出部数:10〜12部 ※予備審査結果通知にて指定します。
2)提出様式:A3版15ページ以内またはA4版で30ページ以内
  
★訂正 【誤】A3版20ページ→【正】15ページ 【誤】A4版40ページ→【正】30ページ
    ※表紙、目次はページ数から除く
3)資料の構成(例)
 a)主な内容が建築設備システム、地域エネルギーシステムの業績(表彰規程第 11 条 4 項の 1)、2)に該当する業績)
  ・主旨説明書
  ・説明に必要な資料(システム概要、コミッショニング過程、体制、実施の成果)
  ・社会への貢献と実用的価値
  ・応募者が推奨するその他の観点
 b)主な内容がツール(表彰規程第11条の4項の3)に該当する業績)
  ・主旨説明書
  ・ツールについて(目的、機能、活用事例の実績、開発、維持の体制など)
  ・社会への貢献と実用的価値
  ・応募者が推奨するその他の観点
 c)主な内容が同等な業績(表彰規程第11条4項の4)に該当する業績)
  ・主旨説明書
  ・成果物について(目的、効用、活用事例、実施事例の実績、開発、維持の体制など)
  ・社会への貢献と実用的価値
  ・応募者がい推奨するその他の観点
 
審査 必要に応じ、ヒアリング調査(リモート可)または現場調査を行います。
正当な理由なく現場調査を拒否した場合は、当該業績は失格したものとし、審査を中止します。
この場合は、当該業績に関わる翌年度以降の応募はできないものとします。

<現場審査スケジュール(モデルケース)> 2時間30分 13時30分開始〜16時終了
・概要説明 40分以内  ※上限40分
・現場審査 60分程度   ※現場にて審査委員から質問があった場合、上限80分
・質疑応答 50分程度  ※審査の内容によって質疑応答は延長される場合があります。

審査スケジュール(予定) 予備審査:同年8月〜9月頃
予備審査調査通知:同年9月〜10月 ※通知日から約3週間後が審査資料提出期限目安。
審  査:10月〜翌2月
結果通知:翌3月下旬(都合により、本予定が変更される場合がございます。
業績公表:HP等で推薦文等を公表。学会誌6月号で業績紹介。
表彰対象 1)本会の会員資格は問いません。
2)受賞者は、応募者のうち応募業績に主体的に関わった者とし、審査の過程で受賞者をその一部に限定することがあります。